※Webサイトに掲載している記事のダイジェスト版となります。
■『水平的思考(ラテラルシンキング)』とは?
『水平的思考(ラテラルシンキング:lateral thinking)』とは、固定観念や既成概念、常識に囚われることなく、さまざまな視点から物事を捉えて、新しい発想やアイデアを生み出す思考法のことです。
物事を一方向ではなく「多面的」「多角的」に考察する『水平的思考(ラテラルシンキング)』は、先行きが不透明な現代において注目を集めている思考法です。
特にマーケティングにおいては「論理的な思考」を重視する傾向がありますが、時には従来の手法に囚われない奇抜な発想が、状況を打破するきっかけになるかもしれません。
◆提唱したのは?
この『水平的思考(ラテラルシンキング)』は、マルタ共和国の医師であり、心理学者、作家、哲学者、発明家、コンサルタントと複数の肩書きを持つ、エドワード・デボノ 氏によって提唱されました。
1960年代当時、それまでの論理的思考や分析的思考を「垂直型思考」とし、それに対して論理に頼らない直感的で斬新な発想を生み出す思考法として『水平的思考(ラテラルシンキング)』を提唱したのです。
◆注目されるようになった背景
最近では、企業を取り巻く環境の変化や企業間の競争の激化によって、従来の手法では対応しきれなくなっています。
そのため、新たな視点やアプローチ手法が求められるようになり、既成概念を覆すような直感的かつ多角的な発想で新たな気づきや問題を解決できる『水平的思考(ラテラルシンキング)』が注目されるようになっています。
◆企業組織で活用する際の定義
『水平的思考(ラテラルシンキング)』を企業組織において活用する際には、以下のような定義づけのもとで用いられます。
●創造的なアイデアの発想:従来の方法や既存の選択肢に囚われることなく、イノベーションといった斬新な発想やアイデアを生み出す。
●問題解決へのアプローチとして:単なる因果関係だけでなく、異なる視点や切り口から問題を解決する方法を模索する。
●組織の成長を図る:組織内のコミュニケーションや連携を強め、組織全体で掲げる目標の達成や競争力を高める。
具体的には、以下のようなビジネスケースで用いられています。
●新規事業の開発
●マーケティング戦略の構築
●商品やサービスの開発
●発生した問題の解決
■『水平的思考(ラテラルシンキング)』のメリット
『水平的思考(ラテラルシンキング)』を取り入れることによって生じるメリットとしては、以下の点が挙げられます。
●斬新なアイデアが生まれ「イノベーション」を起こしやすい
●結論や解決策に効率的に辿り着ける
●多様な結論や解決策を導き出す
◆斬新なアイデアが生まれ「イノベーション」を起こしやすい
『水平的思考(ラテラルシンキング)』という思考法には、これまでの慣習や既成概念に囚われないという特徴があるため、斬新なアイデアが生まれやすくなります。
そして、その新しいアイデアを用いれば、既存の商品やサービス、プロセスを改善しやすくなり、新たな価値を生み出す「イノベーション」を起こせるようになるわけです。
◆結論や解決策に効率的に辿り着ける
論理的なアプローチによる「垂直型思考」と比較して、直感的な発想に重きを置く『水平的思考(ラテラルシンキング)』。
この思考法には、分析や証明というプロセスを必要としないため、結論や解決策に効率的に辿り着けるようになります。
◆多様な結論や解決策を導き出す
『水平的思考(ラテラルシンキング)』を活用すると、一つの事象を「多角的」に見るため、多様な結論や解決策を導き出すようになります。
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