一番上の子の妊娠から始まった。4人の子育てと歩んだ、私のココナラ10年の軌跡

一番上の子の妊娠から始まった。4人の子育てと歩んだ、私のココナラ10年の軌跡

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今、私は33歳で、11歳から0歳までの4人の子どもを育てています。
一番上の子が生まれる少し前、私はココナラに登録しました。

当時は、今の夫との入籍を迷っている頃でした。お腹の中で日々大きくなっていく命を、未熟な自分が本当に育てられるのか。先の見えない不安と孤独感に押しつぶされそうになりながら、「自分で何とかしなければ」と必死で見つけたのが、ココナラという場所でした。

似顔絵の経験なんてありませんでした。

目標を見失って、風俗店のボーイなどをしながら日々を過ごしていた私が、ココナラをきっかけに「似顔絵師」としての第一歩を踏み出したのです。それが、私の人生の大きな転換期でした。

20代前半での初めての育児は、孤独と焦りの連続でした。

子どもたちはそれぞれに見守りや医療ケアが必要で、世間一般の「スムーズな育児」とは程遠い日々。まだ小さな我が子が病を発症して付き添い入院をしたこともあれば、相次ぐ学校の行き渋りに頭を悩ませることもありました。いつでも「今、何が起きるか分からない」という緊張感のなかで、自分の時間は常に後回しでした。

家庭内でも、夫婦関係のあり方や、家族としての形に何度も迷いました。誕生日や七五三といったお祝い事のたびに、『ちゃんとしてあげたい』という理想と、現実の余裕のなさのギャップに胸が締め付けられる思いをしました。自分の手で誰かのハレの日の似顔絵を描きながら、ふと自分の現実と比べてこっそり涙したことも一度や二度ではありません。
それでも、私が描き続けたのは、ココナラを通じて出会うお客様からの『ありがとう』という言葉や、絵を通して誰かの温かい笑顔をつくれたという手応えがあったからです。

そんな張り詰めた日々のなかで、実母との関係も複雑でした。昔は関係が良くなかった母でしたが、第一子が生まれたことをきっかけに、初めて良い関係を築くことができました。「これから母親としての悩みを分かち合える」と思った矢先、母は還暦を過ぎてすぐ、突然亡くなってしまいました。心の支えと希望を失ったような、大きな喪失感でした。

さらに、家族の一員として寄り添ってくれた愛猫の死もありました。次々と訪れる別れや試練に、心が折れそうになる瞬間は何度もありました。

外に働きに出ることが難しい状況や、いつ何が起きるか分からない日常の中でも、ココナラを開けば、自宅から自分のペースで社会とつながることができました。誰かの役に立ち、自分の表現で対価を得られるココナラは、母親でも妻でもない、『一人の表現者・似顔絵師としての私』を取り戻させてくれる、生活のライフラインであり、かけがえのない拠り所でした。

完璧な母親なんかじゃない。今でも、何が正解なのか迷うことばかりです。
でも、傷つきながらも、葛藤しながらも、子どもたちと夫、そして天国の母や猫の存在を感じながら、私はここまで歩いてこられました。

時間がないから、子育てや事情があるからと、自分の夢や仕事を諦めかけることは未だにあります。

でもこの10年の軌跡とともに、これからも私は私らしく、ペンを握り、誰かの心に届く絵を描き続けていきたいと思っています。

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