悪人の改心には期待し過ぎない方が良い!

悪人の改心には期待し過ぎない方が良い!

コンテンツ
コラム
今回は、『悪人の改心へ期待し過ぎる事の危険性』について、思うところをお話させて頂きます。

上記のYouTube動画でもお話させて頂きましたので、よろしければそちらもご覧頂けますと大変有難いです。

一般的に、悪人が改心して善人になるというエピソードは好感を持たれやすく、代表的な例として、よくヤンキーが更生して真面目になるという話は美談として語られる事が多いですし、フィクションの世界でも、例えばドラえもんのキャラクターであれば、「普段はのび太をイジメてばかりいるジャイアンが映画の時だけ優しくなるストーリー」であったり、ドラゴンボールのキャラクターであれば、「最初は敵だったピッコロやベジータが仲間になるストーリー」みたいに、普段は悪い人間なのにいざという時は良い人間になるような展開や、悪者が改心して味方になるような展開が好きな方も結構いらっしゃると思います。

ただし、これはフィクションの世界だからこそ頻繁にあり得るお話で、リアルの世界でも頻繁に起こり得るのかと言うと、それはちょっと違うのではないかと思うのです。

子供の頃にイジメっ子だった人間が、大人になってからも人をイジメてばかりいるというケースはよくありますし、犯罪者の約半数近くが再犯を犯しているというデータもあるぐらいなので、現実は物語ほど上手くいく訳ではなく、性善説の思考で『悪人の改心』に期待し過ぎてしまって、自ら悪人と関わろうとするのは基本的に危険であると言えるでしょう。

こういった普段は悪い行いをしている人間が時折見せる良い一面に対し、通常よりも好感を抱いてしまうという現象は心理学的にもよく起こり得る話であり、いわゆる『ギャップ萌え』の一種であるとも考えられますが、それとは少し異なる意味で『ゲイン・ロス効果』という心理学の用語も存在します。

ポイントとなるのは『ゲイン・ロス効果』のうちの『ゲイン効果』の方であり、こちらの意味について、ウィキペディアから引用しました文章を少しだけ噛み砕いてお話させて頂きますと、【評価される者が評価する者に対して感じる魅力は、一貫して好意的な評価を受けるよりも、初めのうちは否定的な評価を受けていたのが、後に好意的な評価に転じた方が魅力を感じる】という意味合いになります。

つまり、先にお伝えしましたジャイアンの例ですと、普段はジャイアンからイジメられている(否定的な評価を受けている)のび太が、映画のような緊迫した場面の時だけジャイアンから褒められる(好意的な評価を受ける)と、常にジャイアンから褒められているケースよりも、のび太がジャイアンに対して一層魅力を感じるようになる心理現象という事になります。

この『ゲイン効果』『ギャップ萌え』というのは、正確には異なる意味となりますが、この2つの心理的効果が重なる事によって、悪人が改心して善人になるようなケースに惹かれてしまう方も多く、それ自体は悪い事ではないと思いますが、現実の世界ですと悪人は悪人のままであるケースもかなり多いと思われますので、基本的に悪人とはできるだけ関わらない方が賢明ではないかと考えられます。

『悪人』というのを客観的に定義付けする事は難しいと思いますが、少なくとも「自分を傷つけた人間や自分に嫌悪感を抱かせた人間」など、何かしら自分に害をもたらした人間に関しては、明らかに自分にとっては『悪人』であると言えますので、自分にとっての『悪人』とはできるだけ関わらないように注意をして頂き、基本的に『悪人の改心』には期待し過ぎない方が良いと言えるでしょう。

最後までお読み頂きまして、どうもありがとうございました!
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す