記事を外注するとき、読みやすい記事を見つけて「このURLを参考に」と渡すことがあります。依頼先が判断に迷うのは、参考にしたい点が、説明の順番なのか、文章の長さなのか、掲載されている情報そのものなのかが分からないときです。URLの横に「読者がどの判断をしやすくなったか」を一文添えると、依頼の意図が伝わります。
1.参考にしたい箇所と、その理由を書く
「読みやすい」だけで伝わりにくければ、読んだときに解消された疑問を思い出してください。「冒頭で対象者が分かり、最後まで読まなくても自分に関係するか判断できた」「準備物と当日の流れが分かれていて、担当者に説明しやすかった」のように、理由まで書きます。
文章のトーンなら「社内稟議で共有するため、専門用語に短い説明を添えてほしい」と、自社の記事を使う場面につなげます。参考URLが複数あるときは、一つずつ役割を決めましょう。Aは説明の順番、Bは比較表の見やすさ、という具合です。
2.架空の作例|説明の順番を自社の条件に合わせる
法人研修を提供する架空の会社が、別業界の導入手順の記事を参考にする例です。参考記事では、読者が申込み前に確認する条件を先に示し、その後で手順と担当を説明していました。
その順番をヒントに、自社の記事では「対象の部署と人数」「事前に決める研修の目的」「日程調整を担当する人」を先に整理します。次に「問い合わせ時に知らせる情報」と「日程確定後に用意する資料」を分けます。本文に載せる内容は、実際の申込手順を担当者に確認して決めます。参考記事に載っている料金や日数は、そのサービスの条件として切り分けます。
このように、参考にした理由が「読者が先に条件を判断できること」だと分かれば、自社の読者に合わせて見出しや本文を組み立てられます。
3.自社の記事で答える疑問を一つ決める
たとえば読者の疑問が「研修の見積り前に社内で何を決めるべきか」なら、人数・希望時期・研修の目的が主役になります。参考記事に当日の詳しい進行表があっても、自社の記事では必要な箇所にだけ触れ、見積りの準備を中心に組み立てます。
Google検索セントラルの「有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツの作成」では、独自の情報や分析があるか、他の情報源を参照したときに独自の価値を加えているかを自己評価の観点に挙げています。発注時には、公開できる申込手順や実際によく受ける質問など、自社で確認できる材料も一緒に渡すと、読者の疑問に沿った具体的な説明ができます。
4.事実の出典には原資料を添える
参考記事で数字を見つけたら、元の調査や発表にたどれるか確認します。調査主体、対象、時期が分かると、その数字を自社の記事の読者に当てはめてよいかを判断しやすくなります。
自社の料金や対応エリアのように変わる情報には、確認先と確認日も添えます。原資料を見つけられなかった数字や、まだ社内で確認できていない情報には「確認待ち」と書いておくと、構成を決める段階で掲載の要否を相談できます。
5.そのまま渡せる参考記事のメモ
参考URLが一つあれば、まず次の項目を埋めてみてください。
【参考記事のメモ】
・参考URLと確認日:
・自社の記事を読む人と、答えたい疑問:
・参考にしたい箇所と、その理由:
・自社では扱わない内容:
・自社で確認できた条件や手順:
・根拠となる原資料や社内の確認先:
・まだ確認が必要な点:
架空の研修の例なら「対象者と条件が冒頭で分かる構成を参考にしたい。自社では見積り前の準備を説明する。申込条件は公開済みの案内ページで確認できる」と書けます。空欄は相談時に整理できます。
6.企業ブログの構成と執筆を依頼したい方へ
参考記事のどこを取り入れるか迷う段階から、読者の疑問と自社で伝えられる材料を整理し、企業ブログの構成と本文を作成します。通常プランは1テーマ・1キーワード、1記事10,000円で本文10,000文字までです。構成、本文、出典確認、メタ説明をWordまたはテキストでお渡しします。当初の合意範囲内で修正1回、必要な情報と構成の確認後、7日程度が目安です。
見積り相談には、掲載先URL(準備中の場合は予定テーマ)、参考にしたいURLと理由、希望納期の3点を添えてください。まず構成と納品範囲をすり合わせます。
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