「同じ記事なのに、見積もりがずいぶん違う」。記事制作を初めて依頼すると、金額だけでは違いが分かりにくいものです。
比べるときに揃えたいのは、文字数に加えて「依頼する作業の範囲」。テーマも見出しも資料も決まっている記事と、読者の疑問を調べて構成から作る記事では、必要な仕事が変わります。
この記事では、見積もりを受け取ったときに確認したい6項目と、そのまま使える確認メモをまとめました。
1.テーマを決めるのは誰か
「このテーマで、この内容を書いてほしい」と伝えられるのか。「何を書けばよいか」から相談したいのか。まずここを分けます。
例えば店舗のブログで、「予約当日の持ち物を説明する記事」を作るなら、店舗側の案内資料を基に内容を整理できます。一方、「新しく来店を検討する人が、予約前に知りたいこと」を探すところから始める場合は、テーマの検討も依頼範囲に入るか確認が必要です。
2.調査と構成は含まれるか
見積もりには「執筆」とだけ書かれていても、次の作業がすべて含まれるとは限りません。
・検索する人が知りたいことの整理
・上位記事や競合ページの確認
・タイトル、見出しの作成
・構成を共有して方向性を合わせる工程
「自社で見出しまで作る」「資料は出せるが構成は相談したい」など、できる作業を先に伝えると見積もりを比較しやすくなります。
3.文字数はどこを数えるか
本文だけなのか、タイトルや見出しも含むのか。上限なのか、必ず納品する文字数なのか。ここは料金と一緒に確認しておきたい条件です。
また、長ければ必ず検索に強くなるわけではありません。Googleの公式資料でも、Googleが優先する特定の文字数はないと説明されています。読者の疑問に答えるための内容を先に考え、必要な分量を決める、という順番をおすすめします。
参考:Google 検索セントラル「有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成」(2026年10月1日確認)
4.確認に使う情報は何か
公開情報の調査に加え、自社の商品仕様、料金、対応範囲、事例などは、依頼する側から提供する必要があります。
例えば「最短で対応します」と書くなら、実際に案内できる日数や適用条件が必要です。書き手が知らない社内情報を推測で埋めると、公開後の説明と食い違ってしまいます。
見積もり段階で「自社で用意する資料」と「書き手に調べてもらう情報」を分けましょう。取材、独自アンケート、専門家の監修が必要なら、それぞれ料金に含まれるかを確認します。
5.修正は何回、どこまでか
「修正1回」とあっても、表現の調整と、テーマそのものの変更では作業量が違います。
事前に決めた内容に沿って、説明を補う、文体を揃える、表現を直す。一方、構成を確認した後で別の商品を紹介する記事に変える。後者まで同じ料金に含まれるとは限りません。
修正回数だけでなく、構成を確認するタイミングと、大きな変更が必要になった場合の扱いまで揃えると、依頼後の認識違いを減らせます。
6.納品後、自社で行う作業は何か
Wordやテキストで原稿を受け取るのか。画像や装飾まで含むのか。WordPressに下書き入稿されるのか。公開ボタンを押すのは誰か。
記事の料金に、画像制作・選定、入稿、専門家監修、公開後の計測や更新が含まれるとは限りません。「原稿を受け取ってから、公開するまでに残る作業」まで確認すると、自社で必要な時間も見積もれます。
見積もり比較に使える確認メモ
候補のサービスごとに、次の欄を埋めてみてください。記載がなければ、含まれると推測せず「要確認」にします。
・料金:
・記事の本数:
・文字数の上限/数え方:
・テーマ/キーワードを決める担当:
・調査の範囲:
・構成の作成と事前確認:
・自社で用意する資料:
・修正回数/修正できる範囲:
・納品形式/入稿の有無:
・別料金になる作業:
・納期/納期を数え始める条件:
依頼内容を分ける例
例えば、店舗の「初めて利用する人向けの持ち物案内」。テーマ、キーワード、掲載する情報が決まっていて、短く読みやすくまとめたいなら、短文執筆から相談できます。
一方、サービスの選び方を説明する記事で「検索する人は何に迷うか」「何を見出しにするか」から相談したい場合は、調査・構成を含むプランが候補になります。これは架空の依頼例で、過去の顧客事例ではありません。実際の適合はテーマと資料を確認して判断します。
私の執筆プランを検討される方へ
テーマとキーワードが決まっている短い記事は、3,000円のプランをご用意しています。1記事、タイトル・見出し・本文を合わせて最大2,000文字。詳細な競合調査・キーワード選定・複数記事の設計は含みません。医療・金融・法律など専門的な調査や監修が必要な内容は、この短文プランの対象外です。
検索意図と競合の調査、構成から相談したい場合は、1記事10,000円の標準プランをご確認ください。1テーマ・対策キーワード1つ、本文最大10,000文字。タイトル案・見出し・本文・出典URL・メタディスクリプション案を納品し、当初の方針に沿った修正1回を含みます。上限まで文字を増やすことではなく、目的に合った情報量を構成段階で相談します。
どちらも、画像制作・取材・専門家監修・WordPress入稿などは基本料金に含まれません。個別条件は各サービスページでご確認ください。順位・流入・売上を保証するサービスではありません。
コンサル出身・SEO対策歴15年、美容医療YMYL領域の担当経験を活かし、依頼したい作業と必要な情報を整理します。迷う場合は、見積り相談で「掲載先URL・書きたいテーマ・希望納期」をお知らせください。決まっていない項目は「未定」で大丈夫です。