今週は日経平均株価が0.19%(51.46円)の反発だったものの、ベンチマーク20銘柄平均株価は0.30ポイントの続落となり、昨年末比でプラス1.43%まで後退しました。
一方、システム平均成績は0.22ポイントの続伸となり、年初来成績はプラス2.05%まで上昇しました。順張り系、逆張り系、オシレータ系がプラスとなったものの、その他系は1.71ポイントの減少となりました。
チャートを見ると、順張り系とオシレータ系が横這い傾向、逆張り系が上昇基調継続となったものの、その他系は頭打ちとなっています。
一方、ベンチマーク20銘柄平均株価はやや持ち直しているものの、システム成績を下回って推移しています。
個々の銘柄毎に見ると、全20銘柄の内丁度半分の10銘柄が、先週末比プラスになっています。一方、ベンチマーク銘柄のプラスは4割の8銘柄に留まりました。
特に1821三井住友建設、4452花王、6752パナソニックで、システム成績が株価騰落を大きく上回りました。
日経平均株価は水曜日の大幅反発で、一先ず持ち直しました。しかし上値は重く、下げ圧力は依然強いままです。
週末夜間の日経平均先物は大きく下落し、週明け日本市場は、下げて始まる可能性があります。
直近下降トレンドは見かけ上弱まっていますが、来週もう一段の下げがあると、再び勢力を拡大するかもしれません。
あるいは、上昇トレンド12に沿った推移が続けば、上昇トレンド1~3への平均回帰という可能性も見えてきます。
ドル円は、欧米の金融不安への警戒感から円が買われ、トレンドの下押し圧力が強まっています。
一方、米FRBは今週、予想外の0.25%の利上げを発表し、そのことが円高傾向にブレーキを掛けるか、注目されます。
さて、今年のシステム運用銘柄についてですが、今回は6753シャープについてご紹介します。この銘柄を用いたシステムは2019年12月25日に設計し、以降、仮想運用を継続しています。最適パラメータは、10年以上に渡って安定しています。
次図は、同銘柄の回帰順張りシステムの資産カーブです。
今年に入ってこれまでの収益率は、複利で-14.48%と苦戦しています。一方、株価は0.11%のマイナスに留まっています。
本システムは、運用開始後、売りでも買いでも同程度のマイナスとなっています。一方、全期間では売りが買いの2倍程度の収益となっています。
平均リターンは23.87%と大きいものの、年率リターンは16.51%しかなく、かなりばらつきが大きいシステムであることが分かります。
次図に、このシステムを複利運用した場合の資産推移を示します。資産残高は、起点日以降30年弱で87倍ほどになっていますが、最大資産残高130倍ほどから大きく減少しています。
このシステムは、50%を超えるドローダウンが過去に5回あり、ドローダウン期間も全体的に長くなっていました。
2007年春先には調整後株価が24千円を超えていましたが、その後の経営破綻によって急落し、直近では千円を割り込んでいます。
次図に示す累計損益チャートを見ると、株価水準はここ30年ほどで14千円もの下落となっていますが、システムは4万円を超える収益となっています。
ただし、株価下落によって収益の伸びは鈍り、単株基準での成績は頭打ちです。
2007年以降の株価急落によって買いシステムの成績が急落し、それが全体の成績を悪化させています。
ただし、株価下落が落ち着いてきた2013年以降は、比較的落ち着いた推移であることが分かります。これ以降、最適パラメータが変わっていないことも注目に値します。
ところで、6年振りのWBCが終了し、日本が14年振り3回目の優勝を飾りました。特に準決勝と決勝は、まるでドラマを見ているような劇的な展開でした。
私も「にわか」ながら、テレビにかじり付いて感動を味わいました。優勝した侍ジャパンも、それ以外の全出場チームも、本当にありがとうございました。
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