時間をかけてメルマガを書いても、開いてくれるのは一部の人だけ。「これからはLINE」と聞くものの、メールの読者を手放すのも不安。この記事では、メールが読まれない理由と、LINEとの違い、2つを使い分ける考え方を説明します。
■ 答え:文章より「届く場所」の問題
読まれない原因は、文章の出来より届く場所であることが多いです。メールかLINEかの二択にせず、同じ人に、届く方で送る。これが読者を手放さずに済む考え方です。
■ メールが読まれない理由と、LINEの弱点
メールが読まれにくい理由は3つあります。
・仕事や買い物の通知と一緒に届き、受信箱で埋もれる
・迷惑メールのフォルダに振り分けられ、本人が気づかない
・スマートフォンで、メールアプリをあまり開かない人が増えている
一方、LINEは普段の連絡と同じ場所に届くので、目に入りやすい手段です。ただし長い文章は読まれにくく、送りすぎるとブロックされます。どちらが上というより、人によって届きやすい方が違うのです。
長い読み物や考え方はメールで、お知らせや締め切りの案内はLINEで短く。役割を分けると、同じ内容を両方に送ってうるさがられることも避けられます。
たとえば講座の募集なら、講座の考え方や受講した人の変化はメールでじっくり伝え、募集開始と締め切りの前日だけをLINEで短く知らせます。LINEは3行で読み終わる長さにとどめ、続きはメールで、という形です。メールをよく開く人には今まで通りメールだけで届き、開かない人にも大事な日付だけは伝わります。
■ 使い分けを始める手順
1. LINEでは何を送り、メールでは何を送るかを1行で書く
2. メルマガの末尾に、LINEで受け取れる案内を毎回入れる
3. LINE登録のときに、メールアドレスを入力してもらう
4. メールとLINEの読者一覧を、同じ人ごとにまとめる
5. メールを開いていない人を選び、LINEで短いお知らせを送る
6. 1か月ごとに、どちらで反応があったかを見直す
手順1が決まらないまま始めると、両方に同じ文章を送ることになりがちです。まずはこの1行から書いてみてください。
■ つまずきやすいところ
止まりやすいのは手順4と5です。メールの配信サービスとLINEは別々の管理画面なので、同じ人を突き合わせる作業が手作業になり、続かなくなります。月額のツールが二重にかかり、費用がかえって増えたという声もよく聞きます。読者が少ないうちは手作業で十分ですが、人数が増えたら、1つの仕組みでまとめて扱える形を考える時期です。
また、LINEに登録してくれない人を無理に移そうとしないことも大切です。その人にはこれまで通りメールで届ければ、読者を失わずに済みます。
■ まとめ
・読まれない原因は、文章より届く場所であることが多い
・メールは読み物、LINEは短いお知らせと、役割を分ける
・同じ人をひもづけて、開かない人にだけLINEで届ける
メールとLINEを同じ人としてまとめ、配信の仕組みごと見直したい方は、今の配信の状況をうかがったうえでお手伝いしています。
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参考
・開封率の数字は調査によって大きく異なるため、本文では具体的な数値を挙げていない
・LINEヤフー for Business「LINE公式アカウント」ブロックと配信の仕組みの案内(確認日 2026-09-24)