職務経歴書の「自己PR」に何を書けばいいか分からないとき|性格ではなく、再現性を書く欄です

職務経歴書の「自己PR」に何を書けばいいか分からないとき|性格ではなく、再現性を書く欄です

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IT・テクノロジー
現役エンジニア × 国家資格キャリアコンサルタントの yoshi_career です。日系企業から外資系IT企業に移り、いまも現場でエンジニアとして働いています。福岡在住です。
「自己PRの欄が、どうしても埋まりません」
書類の添削をしていると、いちばん多く聞く言葉です。職歴は書けても、自己PRだけ最後まで空いている方がとても多いです。
結論からお伝えすると、自己PRは性格を書く欄ではありません。 「また同じことができる人か」を伝える欄です。

よくある書き方と、その問題


まず、手が止まったときに書かれがちな文章です。
・責任感を持って業務に取り組んできました・コミュニケーション能力には自信があります・何事にも前向きに取り組む姿勢が強みです
これらが悪いわけではありません。ただ、誰でも書けてしまうという問題があります。
採用担当の立場に立つと、この3行からは「本当にそうなのか」を確かめる手がかりがありません。確かめられないものは、判断材料になりません。結果として、読み飛ばされます。

何を書けばいいのか


自己PRで伝わると強いのは、「こういう状況で、こう考えて、こう動いた」という一連の流れです。
性格は他人が決めるものですが、行動は事実です。事実を書けば、読む側が「この人は責任感があるな」と勝手に判断してくれます。
つまり、順番が逆なのです。性格を主張するのではなく、判断できる材料を出す。

3つのステップで埋める


手が止まっている場合は、この順番で考えてみてください。
① 直近1年で、自分なりに工夫したことを1つ思い出す
大きな成果でなくて構いません。「問い合わせの返答が遅れがちだったので、よくある質問をまとめておいた」くらいで十分です。
② なぜそうしたのかを書く
ここが最も重要です。工夫の内容より、そう判断した理由のほうが、その人らしさが出ます。
③ 結果どうなったかを書く
売上や%でなくて構いません。「返答までの時間が半分になった」「同じ質問が減った」「後任に引き継ぎやすくなった」。頻度・時間・人数・変化のどれかで書けます。
この3つを並べると、200〜300字くらいになります。自己PRとしては、それで十分な長さです。

未経験からIT業界を目指す場合


IT未経験の方は「書けることがない」と感じやすいのですが、前職での工夫はそのまま使えます。
・手順が人によってバラバラだったので、マニュアルにした・ミスが起きやすい箇所を洗い出して、確認の仕組みを作った・問い合わせの内容を記録して、多いものから対応した
これらは、そのままIT業界で求められる考え方です。業界が違っても、仕事の進め方は評価対象になります。

応募先ごとに書き換えるのは1段落目だけ


応募のたびに全部書き直す必要はありません。書き換えるのは最初の1〜2行だけで足ります。
「貴社の〇〇という業務では、この経験が活かせると考えています」という一文を、応募先に合わせて差し替える。残りは共通で問題ありません。
全部を毎回書き直そうとすると、応募のスピードが落ちます。そこで力尽きてしまう方をよく見ます。
自己PRは、一人で書くと手が止まりやすい部分です。書いたものを第三者に見てもらうと、自分では気づかない強みが見つかることがあります。

まとめ


・自己PRは性格を主張する欄ではなく、再現性を示す欄・「責任感」「コミュニケーション能力」は誰でも書けるため、判断材料にならない・①工夫したこと ②なぜそうしたか ③どうなったかの3つで組み立てる・数字は売上でなくてよい。頻度・時間・人数・変化で書ける・未経験でも、前職での工夫はそのまま使える・応募先ごとに書き換えるのは最初の1〜2行だけ


ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
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