だいき HP制作の だいき です。
「口コミで紹介されたら、お客さんはそのまま来てくれる」
もしそう思っているなら、ちょっとだけ立ち止まって考えてみてください。
実は、紹介されたあと、お客さんが最初にすることは「来店」ではありません。「検索」です。
この記事では、紹介や口コミで店を知ったお客さんが、来店するまでの間に何を見ているのか。そしてその途中で、どれくらいの人が静かに離脱しているのかを、データで分解していきます。
■ 8割は、まず店名を検索する
友人に「あそこの店、すごくよかったよ」と紹介されたとします。
あなたならどうしますか?
たぶん、スマホで店名を検索しますよね。
ONE COMPATHの調査(2026年1月)によると、購買前にネット検索する消費者は8割を超えています。Patheeの調査でも、来店前にネット検索する消費者は78%。
つまり、チラシで知っても、紹介で知っても、SNSで見つけても、ほとんどの人はまずネットで「裏取り」をしているということです。
紹介者の言葉を100%信じて、何も調べずに来店する人は、実は少数派です。
■ HPがないと、何が起きるか
では、検索した結果、ホームページが出てこなかったらどうなるか。
ここに、かなり衝撃的なデータがあります。
DreamHost「2026 Local Business Trust Index」(米国の消費者1,200名を対象にした調査)によると:
・HPがないビジネスへの来店をやめた経験がある人:39%
・「HPがないビジネスは実在しないように感じる」と答えた人:45%
・「ローカルビジネスの信用にはHPが不可欠」と答えた人:69%
これは米国のデータですが、日本でもスマホ普及率は9割を超え、消費者が検索で「裏取り」をする行動は同じです。
紹介されて、検索して、HPがない。それだけで約4割の人が来店をやめている。
しかも、この離脱は目に見えません。来なかった人は、理由を教えてくれないからです。
■ 若い世代ほど、HPを「答え合わせ」に使う
「若い人はSNSしか見ないんじゃないの?」
そう思うかもしれません。でも、実態は逆です。
DreamHostの同じ調査で、Z世代の72%が「ローカルビジネスの信用にはHPが不可欠」と回答しています。全世代平均の69%よりも高い数字です。
これには理由があります。
若い世代ほど、SNS上のフェイク広告や詐欺、ステマに日常的にさらされています。だからこそ、SNSで見つけた情報の「答え合わせ」をする場所として、公式HPを求めているのです。
SNSは「発見」の場。でも、信頼の最終確認は独自ドメインの公式HPで行われている。これが今の消費者行動の実態です。
■ Googleマップだけでは足りない
「うちはGoogleマップに登録してるから大丈夫」
確かに、Googleマップ経由で実際に来店した人は73%(トライハッチ調査、2024年)。効果は大きいです。
でも、比較検討される店舗数は「3店舗以内」が68%。お客さんはGoogleマップで絞り込んだあと、最終判断のために追加の情報を探しに行きます。HPがある店とない店、どちらが選ばれるか。HPがあるだけで信頼度が41%向上するというデータが出ています(DreamHost調査)。
■ 見えない離脱が、一番こわい
ここまでのデータを、一つの流れで整理してみます。
口コミ・紹介で店を知る
→ 8割がネットで店名検索
→ HPがない → 39%が来店をやめる / 45%が「実在しない」と感じる
→ HPがある → 信頼度41%向上
→ ただし質が低い → 3秒で32%離脱 / スマホ非対応で61%が離脱
この流れの中で、一番怖いのは「来なかった人は何も言わずに去る」ということです。
見えない離脱は、気づかないまま続きます。
■ まとめ
紹介や口コミは、間違いなく最強の集客手段です。
でも、その紹介を受け取る「受け皿」がなければ、せっかくの好意が空振りになってしまう。
・8割の人が検索する
・4割近くがHPの有無で来店を判断する
・若い世代ほど、HPでの「答え合わせ」を求めている
・Googleマップだけでは、最後の比較で不利になる
あなたのお店を紹介してくれた人の好意を、ちゃんと受け止められる場所はありますか?
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