なんでケンカになるのか?言葉の不思議

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一緒に子どもを公園で遊んだりするようになった、今年仲良くなった私よりも若いママ友が、

「今朝もパパとケンカしちゃった〜」

と子どもにおやつを食べさせつつ自分たちもやっと座れる休憩タイムでの時に、ポロリと一言。

「へ〜、朝からケンカ出来るなんて元気だね〜」

なんて半分笑いながら聞くと

トイレを済ませた後に手を洗うが、中のタオルでは拭かずにトイレから出てくる。目的は洗面所のタオルで拭くこと。
その間手は濡れているので床が濡れる。
それが嫌で怒ったらしい。
床が汚いじゃん!毎回汚くされるの嫌!
するとパパさんは、
手を洗ってキレイな水で流してるんだから汚い水じゃない!
と怒ってきたらしい
それにさらに腹をたてたママ友。そこでケンカになったらしい。
って話だった。

え〜

なにそれ〜

面白すぎるよ〜!

すっごくしょうも無いことだけど、毎日のことだから蓄積してくると腹が立つってことだよね。
うん、うん。

わかるよ。でもね〜、
それってママがパパにケンカのタネをあげちゃってるんだよね〜

どういうことか、と言うと。
そのタネって言うのが、「汚い」って言葉。

その「汚い」って単語を使ってしまったから、パパさんをそれに反応させちゃった、ってことなんだよね。
ママの汚いって認識を汚くないよ!って信じて欲しくて反論しただけなんだよ。
それを言ったとき、ママ友は
「ええ?そこなの??」
てめっちゃ驚いてた。


でも、ママ友は、自分が汚いって思ってることを、毎日されるとイラッとするから疲れるの・・・って気持ちを分かって欲しかっただけ。
毎日イライラしてるって気持ちに気付いて欲しかったんだよね。

だからこそ伝わり方がズレてると腹が立つのよね。

わかるわ〜

それじゃあどうしたらいいのか。

ケンカのタネを撒かずに、気持ちを伝えるためには



パターン1
ある程度、感情を出しちゃってもいいと思うの。夫婦なんだから。

「パパ−!ムッキー!私それ好きじゃ無いの!!」
って言っちゃっても良いよ。
拳ふるわせて、顔真っ赤にして私怒ってます!
って感じガンガンにだしちゃって。

相手が
「ええ?それって何?何で怒ってるの?」
って聞いてきたら
「パパの濡れた手!!」
とか
「パパのせいで濡れた床を見るのも踏むのも嫌」
とか、バーンと言っちゃいましょう。
でもその後はトーンダウンして、またはにっこり笑って、

「でも、その後拭いてくれるか床が濡れてなけば、ママは大丈夫になるよ」

と、こうしてくれたら嬉しいよ、アピールをしておく。

pointは、「汚い」といったネガティブな言葉は使わないこと。
「濡れた手」「濡れた床」といった事実のみを言葉にすること。

するとパパは考えるでしょう。自分が楽な法方で。
濡れなくするか、ぬらした後をどうするか。




パターン2
淡々と事実だけを伝えて行動を制限する言葉選びをする。

「ねえねえ、そこどうするの?」

「え?そこって?」

「手、ビチャビチャだよ。床もビチャビチャだけどそのままでいいと思ってる?」

「あ〜、う〜ん・・」

「濡れたとこ、私が踏んじゃったら、ぎゃっ!!ってなるじゃん。娘が踏んじゃったらキャー!ってなるじゃん。いいの?」

「そうだね〜・・・」

「まあ、手はどんなに濡れててもいいのよ。床もすぐキレイになっていれば何でもいいよ〜。」

「え〜」

「みんなが住んでる家なんだから、よろしくね」
とか
pointは「汚い」のかわりに「ビチャビチャ」とかの擬音語を入れること。
擬音語って不思議なもので、情景を分からせてくれたりするけど、ネガティブなイメージには繋がりにくい。今の状態を分かりやすく伝えてくれる言葉だな、と思います。


男の人は感情を出してくる女性をみると何とか対処したくなるもの。これ以上怒って欲しくない穏便に済ませたい。って感情がうっすら沸くので、たまにはそんなところを刺激してみるのもありだと思います。

そして改善してくれたら、うんと褒めてあげて、自分もハッピーだよ!って思い切り伝えてあげればパパさんもホッと一安心します。

もちろん、これは友達夫婦だから出来たアドバイスでもあります。
全員に通用するとは言い切れませんが、もし言葉でケンカが起こるな、と少しでも心当たりがあるのなら、試してみてください。

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