未来を占うためではない。私がタロットを使う理由

未来を占うためではない。私がタロットを使う理由

記事
コラム
私は、人間は感情があるからこそ、間違えることがあるのだと思っています。

もちろん、感情そのものが悪いとは思いません。
感情があるから、人は恋をし、笑い、作品を生み出すことができる。

でも、その感情が判断そのものになってしまうと、時に大きな間違いを生むことがあります。
身近な人間関係から、歴史に残るような争いまで。

理屈では説明しきれない出来事の背景には、いつも人間の感情があるように感じています。


そして、それは私自身も例外ではありません。

だから私は、迷うとタロットカードを引きます。
未来を当ててもらうためではありません。

私にとってタロットカードは、
感情を持たない第三者だからです。

人に相談することも好きです。
経験から生まれる言葉には、人にしかない温かさがあります。

でも、人のアドバイスには、その人自身の経験や価値観が必ず含まれます。


成功した経験は、「やってみたら?」と言いたくなります。
苦しかった経験は、「やめておいた方がいい。」と言いたくなります。

そして時には、自分でも気づかないまま、
「こうしてほしい。」
という願いが混ざることもあります。


もちろん、それは悪いことではありません。
人間なのだから、ごく自然なことです。
人を大切に思うからこそ、そうなるのだと思っています。


そして、それは私自身も同じです。

だから私は、一度カードを挟みます。

カードが正しい答えを知っているとは思っていません。
でもカードを見ることで、
「私は今、何を恐れているんだろう。」
「本当は何を望んでいるんだろう。」
と、自分自身を少し俯瞰できる気がするのです。

答えを探しているのではなく、問いを見つけているのかもしれません。


私にとってタロットは、
未来を当てる道具ではなく、
自分の感情と少し距離を置くための道具なのだと思っています。


誰かに「わかってほしい」と思うときは、私は人に相談します。
自分の考えを整理したい時は、カードを引いてみます。

私にとっては、そのくらい、役割が違います。


もう一つ、自分の中で決めていることがあります。

それは、
依頼者以外のリーディングはしないこと。

もちろん、ご相談いただいた方のカードは読みます。
でも、その悩みの相手や第三者を、勝手に占うことはしません。

理由はとても単純です。
私自身が、勝手に占われたくないからです。笑

これは完全に、私なりの倫理観です。


私が初めてタロットカードに出会ったのは大学時代でした。
美術部で一緒だったアメリカ人の友人が、趣味でタロットカードを持っていて、よく占ってもらっていました。

彼女の家では、タロットカードがあることは特別なことではなく、とても自然なことだったそうです。
その話を聞いて、タロットは「占い」というより、一つの文化なのだと知りました。

その頃から興味を持ち、自分でもカードを買い、
触る時期も、まったく触らない時期もありながら、今日まで付き合ってきました。


思い返すと、当時の私はソードばかり出ていました。
今思えば、とても納得です。

当時の私は、
「論理的に正しいことが正しい。」
そう信じていました。

他人にも、それを求めていました。
今よりずっと尖っていたと思います。

あの頃のカードは、
「少し考えすぎですよ。」
「少し力を抜いて。」
そんなことを教えてくれていたのかもしれません。


だから今でも、迷うとカードを引きます。

そして最近、
「この面白さを、誰かとも共有できたらいいな。」
と思うようになり、ココナラでタロットを始めました。

私は霊感がある占い師ではありません。
未来を言い当てることよりも、
一緒に考えることを大切にしています。

もし今、
何か迷っていることがあるなら。
一度、自分の感情と少し距離を置いて考える時間を、一緒に作ってみませんか。

その時間のお手伝いができたら、とても嬉しく思います。

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「こんなふうに読んでいるんだ。」
そんな雰囲気を感じてもらえたら嬉しいです。

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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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