ロリポップ・ライトプランでWordPressサイトが改ざん被害に。復旧作業で直面した問題とは?

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ロリポップのライトプランは、ランニングコストを抑えながらWordPressを運用できる、コストパフォーマンスの良いプランです。

サイトが1つだけで、更新頻度も低い場合には、十分な選択肢になると思います。

ただし、料金が安い分、サーバーの性能や利用できる機能には制約があります。

普段は問題なく運用できていても、トラブルが発生した際に、その制約が大きな問題になることがあります。

今回は、ロリポップ・ライトプランをご利用のお客様から、WordPressサイトの改ざん被害について復旧のご相談をいただきました。

WordPressサイトが改ざんされ、不審なファイルが設置されていた


ご相談いただいた時点で、改ざんが発生してからすでに時間が経過していました。

そのため、侵入経路を特定することはできませんでしたが、状況から判断すると、不正ログインによって改ざんされた可能性が高いと考えられました。

幸い、今回はサイトのファイルが大量に削除されたり、データが破壊されたりするタイプの被害ではありませんでした。

不審なファイルが設置されている状態だったため、改ざんされたファイルを特定して除去し、正常なファイルに戻すことで復旧できる見込みでした。

ライトプランの制約でマルウェアの調査・駆除が難しい


通常、WordPressの改ざん被害を調査する場合、SSHでサーバーに接続してファイルを調べたり、マルウェアスキャン用のツールを利用したりします。

しかし、ロリポップのライトプランではSSHが利用できません。

今回の環境では、マルウェアスキャン用のWordPressプラグインも正常に動作せず、ZIPファイルを使ったプラグインのインストールでもエラーが発生しました。

つまり、WordPressの管理画面からも、サーバーに直接接続しても、通常の方法では十分な調査・復旧作業ができない状態でした。

別のサーバーに移転して改ざんファイルを除去


そこで今回は、一度WordPressサイトを別のサーバーに移転して復旧作業を行うことにしました。

移転先の環境で不審なファイルや改ざん箇所を調査し、マルウェアを除去したうえで、正常な状態に戻します。

その後、クリーンな状態になったWordPressサイトを元のロリポップ環境に戻しました。

結果として、サイトは無事に復旧しました。

ただし、最初からSSHや必要なツールが利用できるサーバーであれば、今回のように別のサーバーへ移転する手間は避けられた可能性があります。

WordPressの運用にはスタンダードプラン以上がおすすめ


ロリポップのライトプランは、通常のサイト運用だけを考えれば、費用を抑えられる魅力的なプランです。

しかし、WordPressの改ざん被害や不具合が発生した場合には、次のような点が問題になります。

- SSHが利用できず、サーバー上での調査や復旧作業が制限される
- サーバーの性能によっては、負荷の高いプラグインが正常に動作しない
- バックアップ機能の利用に追加費用がかかる場合がある
- トラブルへの対応方法が限られ、復旧作業の手間が増える

月額料金の差はそれほど大きくなくても、トラブルが発生した際の復旧費用には大きな差が出る可能性があります。

WordPressサイトを長期間運用するのであれば、月額料金だけでなく、トラブル発生時の復旧のしやすさも考慮してサーバーを選ぶことが重要です。

今回の経験からも、WordPressを運用する場合には、ロリポップのスタンダードプラン以上、あるいはSSHなどの管理機能が充実した他社サーバーをおすすめします。


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