今できることを探しましょう

こんにちは。

長く続く恋愛とは、交渉の繰り返しでもあります。

ずっとニコニコして過ごせれば何のストレスも感じなくて良いと思われるかもしれませんが、そう簡単には中々いきませんよね。

表面上は上手くいっているように見えても、必ずどちらか片方、もしかしたらどちらも何かしらの我慢を強いられているかもしれません。

私たちは一人一人全く違う考えを持っています。

そして相手の心を読み取る超能力も持っていません。

話し合って擦り合わせていくことでしか、良好な関係を築いていく術はないんですよね(^^)

意見を擦り合わせていくには、まず "自分がなにを望んでいるか" それを正確に伝えられるようになることと、 "相手の意図を冷静に汲み取るスキル" が必要になります。

どちらも欠かせない能力です。

能力と言うと小難しく感じますが、ようは自分自身も相手も同等に尊重してあげる姿勢を持つということなんです。

自分でいつも何かを推し量っている人は、相手にも同じものを求めがちです。

向こうにも自分と同じように推し量ってもらい、こちらの意図を汲んでもらろうとします。

当然ですが、人には言わないと伝わらないことが必ずあります。

聞けば分かることと同じように、言わないと決して伝わらないこともあるんですよね。

その意思表示が下手なことをそのままにして（もしくは棚に上げて）いると、推測（期待）と現実（期待が実現しない）とのギャップに毎度のことのように苦しめられることになります。

相手にも、そして自分にも毒になってしまうんです。

そういう人は変に高度なことを求めてしまっているんですよね。

物事はもっと単純に考えてみるといいかもしれません。

たとえば相手の意見でどうしても理解できないことがあるのなら、その分からないところを直接聞いてみたら良いと思うんです。

聞いたら嫌な答えが返ってきそうだと想像出来てしまうことならあえて聞く必要はありませんけど、考えて考えて、それでもどうしても分からないことは会話できる関係なのであれば聞いたらいいんです。

素直に聞けば相手も素直に答えやすくなります。

そしてその答えは、ひょっとしたら思いもよらないことかもしれない。

他人は自分とは全く違う生き物だから、予想もつかない考えを持っていても何もおかしくはないわけです。

聞かなければ永遠に解けない謎だって、聞いたら一瞬で解けてしまいます。

なら聞いた方がお得ですよね(^^)

もちろん確定させたくないものは、あえて聞かずに泳がせておいて不確定状態を維持するのも一つの戦法です。

そして「今聞いてもこちらの分が悪くなりそうだな」と思うことなら、チャンスを伺ってから聞くのも一つの手です。

人は欲しい結果を追い求めるばかり「早く早く」と焦って、早急な答えを求めてしまいます。

そんなおざなりな交渉では良い答えは中々得られないでしょう。

焦りは悪い結果しか生みません。

良い答えを引き出したければ、良い答えが返ってきそうな状況を作り出してから交渉し始めなければなりません(^^)

焦ったことによって結果的によかったことなんて、探してみても早々見つからないことだと思うんです。

良い答えを引き出せる状況にどうしたら持っていけるのか？

持っていくために今できることは何なのか？

それを考え実行していくことが案外一番の近道だったりもします。

急がば回れ、という言葉もありますしね(^^)