皆さん、こんばんは!HSP×潜在意識専門の心理カウンセラーマキです。
「あの時、あんな風に言われて傷ついた」「あの人の表情が今でも頭から離れない……」
そんな風に、過去の人間関係で負った傷が、今でもチクチクと心を刺してはいませんか?
特にHSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)の方は、人一倍アンテナが高く、情報の処理が深いため、一度受けたダメージが心に深く刻まれやすい傾向があります。
「いつまで引きずっているんだろう」「自分が弱すぎるのかな」と自分を責める必要はありません。
それは、あなたの「潜在意識」があなたを必死に守ろうとしている証拠なのです。
今日は、HSP気質と潜在意識の仕組みから、トラウマを自然に消していくための「新習慣」について、小学生でもわかるように深掘りしてお伝えします。
なぜHSPはトラウマを引きずりやすいのか?
まず、HSPの皆さんに知っておいてほしいのは、あなたの脳は「高性能すぎるレコーダー」のようなものだということです。
普通の人が「あ、雨が降ってきたな」とだけ感じる場面でも、HSPの方は「雨の匂い、アスファルトの湿った音、空の暗さ、周りの人のイライラした空気感」まで、すべてを高画質・高音質で録音してしまいます。
人間関係も同じです。
相手のちょっとした眉の動きや、声のトーンの鋭さを、潜在意識(無意識の心)が「命に関わる危険信号」として、鮮明に保存してしまうのです。
潜在意識には、「あなたを現状維持のまま安全に守る」という強い本能があります。
一度怖い思いをすると、潜在意識は「また同じことが起きたら大変だ!絶対に忘れさせないように、常に警戒アラートを鳴らし続けよう!」と頑張ってしまうのです。
これが、あなたがトラウマを「忘れようとしても思い出してしまう」本当の理由です。
潜在意識の中の「怖がりな自分」を安心させる
潜在意識を小学生に説明するなら、「心の中にある、ちょっと怖がりなワンちゃん」だと思ってください。
一度知らない人に吠えられて怖い思いをしたワンちゃんは、次から誰かが通るたびに「ウーッ!」と吠えてあなたに警告します。
これがトラウマのフラッシュバックです。
このワンちゃん(潜在意識)に、「静かにしなさい!」「忘れて!」と怒鳴っても、逆にもっと怖がって激しく吠えるだけです。
大切なのは、「教えてくれてありがとう。でも、もう大丈夫だよ」と優しく声をかけて安心させてあげること。
HSPの方は、自分の感情に非常に敏感です。
だからこそ、自分の心の中にいる「怖がりなワンちゃん」がなぜ吠えているのかを、冷静に観察してあげる必要があります。
トラウマを消すための「書き出し」習慣
では、具体的にどうすればいいのか。
潜在意識の書き換えに最も効果的なのが、前回の投稿でも少し触れた「感情の徹底的な言語化(エクスプレッシブ・ライティング)」です。
やり方は簡単!
誰にも見せないノートに、今頭にあるモヤモヤをすべて書き出すだけです。
なぜこれが効くの?
潜在意識は、形のない「モヤモヤした霧」を一番怖がります。
「なんだか嫌な感じがする」「また怒られる気がする」といった曖昧な不安を、潜在意識は「正体不明のモンスター」だと勘違いして、過剰に防衛反応を示します。
しかし、紙に書き出すことで……
「私は、部長のあの冷たい言い方に、存在を否定されたような気がして悲しかったんだ」
という風に、感情を言葉という「形」にできます。
すると潜在意識は、「あ、モンスターじゃなくて、ただの『悲しいという感情』だったんだね。
正体がわかれば怖くないや」と納得し、アラート(警戒)を解除してくれるのです。
HSPだからこそできる「プラスの潜在意識」への変換
HSPの方は、ネガティブな情報だけでなく、ポジティブな情報の受け取り能力も人一倍高いという強みがあります。
過去の傷を言葉にして整理した後は、そこに「新しい意味」を付け加えてみましょう。
「あの経験があったから、私は人の痛みに敏感になれた」
「あの時傷ついたおかげで、自分を大切にする方法を探し始めることができた」
このように、潜在意識に「あの出来事は、今の幸せに繋がるためのステップだった」という新しいデータを上書きしていくのです。
HSPの深い処理能力を使えば、一度このサイクルに入ると、驚くほど心が軽くなっていくのを実感できるはずです。
まとめ
トラウマは、あなたが弱いから消えないのではありません。
あなたの潜在意識が、あなたを二度と傷つかせまいと、必死に守ってくれている「優しさ」の結果なのです。
・自分の潜在意識(怖がりなワンちゃん)を認めてあげる
・感情をノートに書いて、不安の正体を「見える化」する
・HSPの感性を活かして、新しい意味を見つける
この習慣を続けることで、心のトゲは少しずつ溶け、あなたの繊細さは「自分を守る鎧」から「人生を彩る才能」へと変わっていきます。
一人でノートに向き合うのが苦しいとき、言葉がうまくまとまらないときは、無理をしないでくださいね。