古典占星術
主に中世以前の占星術を指し、バビロニア、ギリシャ、アラビア、中世ヨーロッパなどで発展した技法や思想が基盤です。ヘレニズム期の占星術やアラビアの技法、ルネサンス期の占星術が含まれます。
惑星の強弱(エッセンシャル・ディグニティ)、特定の星座やハウスにおける惑星の品位、アラビック・パーツ、恒星などを用いて解釈を行います。また、ホロスコープ全体を評価し、定められた「ルール」に基づく読み方が重視されます。
ホールサイン(Whole Sign)や、プラシーダス、レジオモンタヌスなどのハウスシステムが使われることが多いです。(自分はいつもレジオモンタヌスを使います)
伝統的な7天体(太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星)を主に使います。天王星、海王星、冥王星などの外惑星は使用しないか、重視しません。
運命論的で具体的な予測を行うことに重きを置きます。
例えば、寿命、健康、仕事、結婚、財産といった現実的なテーマについて、正確な予測をするために技法が発展しました。
規律正しい技法に基づくため、システマティックな解釈が求められます。アラビック・パーツや特定のディグニティの評価など、体系的でやや厳密なリーディングを行います。
私の占断では17世紀の古典占星術師 ウイリアム・リリーが行っていた占断方法を現代で忠実に再現しています。ディレクション、プロフェクションも彼が使用していた技法の一部です。
西洋占星術(現代占星術)
主に20世紀以降に発展した占星術です。心理学やスピリチュアルな影響を受け、個人の自己成長や心理面を重視する傾向があります。
太陽星座やハウス、アスペクト、さらに心理学的な視点で個人の内面や人間関係に焦点を当てており、カウンセリング占星術としても利用されます。トランジットやプログレス、サビアンシンボルなども多用されます。
プラシーダスハウスが一般的ですが、他にもコッホやイコールハウスなど、複数のハウスシステムが使用されています。
天王星、海王星、冥王星も含めた10天体を使用し、これらが個人の潜在意識や社会との関わりにどのように影響を与えるかを見ます。
自己成長や人間関係の改善、心の内面の理解といった心理的な側面が強調され、個人の可能性や内面的な変化に重きを置きます。より柔軟で個々の解釈に幅があり、相談者との共感や関係性を重視したカウンセリングスタイルに近いリーディングを行います。
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古典占星術(手法も含めって実践的)と現代の西洋占星術(カウンセリングの要素が強い)では、それぞれ異なる視点と手法を使って人々の運命や人生のテーマに向き合っています。