三谷幸喜さんのドラマ『もしもこの世が舞台なら―』が視聴率がよくなかったという回想を某番組で話していましたね。私も視聴していませんので内容はわかりませんが、三谷さんの自伝的なものらしいです。評判もよくなかったらしいです。
三谷さんにとって自信作だったそうで、「私がおもしろいと思ったものを、視聴者にもおもしろいと思って、喜びを共有できたらうれしい」といった内容だったかと思います。
小説、漫画、エンタメの作品を創っている人たち、そして私も共感できることです。まさに理想です。
ですが、現実といえば、noteでも私が自信作だと思って、勢い込んでupしたショートショートにスキが少なくて、自信がないけど変わっていていいかなと軽い気持ちでupしたものがたくさんスキをいただけたりします。
人それぞれ考えがあると思いますが、私自身は時代と今の社会にあわせたエンタメ作品を創っていきたいと思っています。自分がおもしろいと思ったものというよりは、読者の方がおもしろいと思って喜んでくださるものを書いてみたいです。
これはすごい作品なのだからおもしろいだろうと押しつけることは、エンタメではなく独りよがりだと思います。三ツ星レストランの調理人が奥深い味の料理をだしてくれても、よほど舌の肥えた人でないとそのすごさがわからないものだと、漫画「美味しんぼ」を読んでいて思いました。ですが、優れた料理でなくとも美味しく食べられる人のほうが幸せだと私は思っています。
私自身も舌も目も肥えていないので、作品のすごさはわかりませんし、書けませんが、読んでくださる人たちに喜んでもらいたい。それが私がいちばん大事にしていることです。
(了)