テキストカウンセリングー留意点ー

記事
ライフスタイル
記事では、テキストカウンセリングとはどんな風に行うものなのか、また、そのメリットについてお伝えしました。

時間や場所を選ばず、ご自身の都合の良いタイミングで取り組むことができることは、テキストカウンセリングの大きな強みです。

しかし、もちろんメリットだけではなく知っておいた方がよい留意点もあります。

メリット、留意点の両方を知ったうえで、テキストカウンセリングを受けるかどうかを検討していただくことは、ご自身のお金や時間を大切に使う上でも大切なことです。

今回の記事では、テキストカウンセリングの留意点について説明していきます。

留意点

●相手の雰囲気や言葉のニュアンスが対面カウンセリングよりも伝わりにくい


テキストカウンセリングは、文字だけのやりとりになります。

そのため、話をしているときの表情や声色といった相手の様子がわかるような情報を、お互いに得ることができません。

「カウンセリングを受けたい」と考えられる方にとっては、カウンセリングはご自身にとって大切な話をする機会になるわけですから、「自分の話す相手がどんな相手なのか」ということは気になるところではないかと思います。

また、カウンセラーに言われたことがどんな雰囲気で言われたのか、自分が話したことを聞いてカウンセラーがどんな反応をしているのかをその場ですぐに知ることができないので、そのことで不安を感じる方もいるかもしれません。

対面カウンセリングの場合、カウンセラーにとってはご本人の表情や声色などの情報も、ご本人にとってメリットのあるカウンセリングを行うために大切な情報の一つです。

それらの情報が少ないテキストカウンセリングでは、その分、ご本人に必要な情報を判断し、お伝えするのに時間がかかってしまう場合があります。


●やりとりに時間がかかる

テキストカウンセリングのメリットの一つは、ご自身の都合の良いタイミングでやりとりができることだとお伝えしました。

ただ、これをより正確にお伝えすると「ご自身にとって都合の良いタイミングで、カウンセラーからの返信を読んだり、自分のメッセージを送ることができる」ということであり、カウンセラーからの返信がいつ来るかはわかりかねるという側面があります。

これは、対応するカウンセラーが設けているカウンセリングの枠組み(1日に〇通、〇時間以内に返信、など)にもよるのですが、メッセージ間で間が空くということを前提としているところはあります。

そのため、ご自身があまりにも緊急事態でどうしてもすぐに返事が欲しいときや、なにか大切なことの決断が差し迫っているようなときは、ご自身のカウンセリングに対するニーズと、テキストカウンセリングが提供できるものがかみ合わず、期待した効果が得られない場合があります。



以上、テキストカウンセリングの留意点についてお伝えしました。

もちろん、カウンセラー側が「テキストカウンセリングで対応できるかどうか」を判断し、ご本人にとってより良い方法があればそちらを提案しますが、皆さまがテキストカウンセリングについて知っていることで、「どんなカウンセリングを受けるか」を考えやすくなるかとも思います。

カウンセリングは、皆様にとって大切なお話をする場であり、時間、費用、エネルギーなど、いろんなものを要する作業です。

もちろん、皆様にとってご負担のないように検討することは、カウンセラーの仕事の一つです。

「カウンセリングを受けたいが、どんなカウンセリングがいいのかわからない」というときも、カウンセラーに遠慮なくご相談くださいね。


iyoku
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す