こんばんは。丸山修平です。
今夜は「ここではないどこかに、帰りたい」という感覚についてお話しします。
家にいるのに、どこか落ち着かない。
大切な人たちに囲まれているのに、ふと自分だけ場違いな気がする。
行ったことのない場所の写真を見て、理由も分からないまま「帰りたい」と胸が締めつけられる。
そんな感覚に、心当たりはありませんか。
人に話すと、「疲れているんじゃない?」と返されることもあります。
確かに、忙しさや環境の変化が続くと、居場所のなさを感じやすくなります。
そうした時期は、まず休むことが先の場合もあります。
ただ、休んでも、環境が整っても、この感覚だけが残ることがあります。
しかも、帰りたい先がはっきりしない。
故郷とも、実家とも違う。
それなのに、懐かしさだけが確かにある。
■ 前世という見方から眺めると
スピリチュアルな考え方では、魂は前世で暮らした場所や、そこで過ごした時間の感覚を覚えていると言われています。
今世の暮らしが穏やかでも、魂がかつて居場所と感じていた景色や空気を、懐かしさとして思い出す。
そう捉えると、説明のつかない「帰りたい」にも、意味があるように見えてきます。
もちろん、すべてを前世で説明できるわけではありません。
今の環境や、これまでの経験から生まれた気持ちが、重なっていることもあります。
前世という見方は、原因を一つに決めるためのものではありません。
自分の気持ちを、別の角度から眺めてみるためのものです。
■ 帰りたい先を、言葉にしてみる
今夜、一つだけやってみてください。
「帰りたい」と感じた時に、頭に浮かぶものを書き出します。
景色なのか、音なのか、匂いなのか。
人の気配なのか、そこにいた自分の感覚なのか。
きれいに書けなくて構いません。
「広い空」「木のにおい」「誰かが待っている感じ」。
断片のままで十分です。
書いてみると、帰りたい先が「場所」ではなく、安心して力を抜ける感覚だと気づく人もいます。
あるいは、誰かに待っていてもらえる感覚かもしれません。
その中身が見えてくると、今の暮らしに足りないものや、大切にしたいものが見えてくることもあります。
■ 今世の居場所と、魂の懐かしさ
帰りたい気持ちがあるからといって、今の暮らしを否定する必要はありません。
懐かしい場所を想うことと、今の居場所を大切にすることは、両立できます。
どんな景色に心が緩むのか。
どんな関係なら安心できるのか。
それが分かると、これから居場所をつくる時の手がかりになります。
誰にも言えなかった「帰りたい」を、今夜は否定せず、そのまま置いておいてください。
理由が分からなくても、あなたの中にある大切な感覚です。
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