「恋の迷路から、一歩外へ」
思えば、私の人生には、いつも「なぜ?」がありました。
人はなぜ、同じところでつまずくのか。
なぜ、望んでいるはずのものを自分から遠ざけてしまうのか。
なぜ、わかっているのに動けないのか。
30年勤めた公務員の仕事を、このまま続けていくのか。
そんなことを考え始めた頃、私の中でひとつの扉が静かに開きました。
それまでの私は、タロットを「これから何が起こるのか」を知るために使っていました。
けれど、人生の選択に迷い始めたとき、タロットを使って自分の思考を整理するという方法に出会った。
カードに問いかけることで、自分でも気づいていなかった考えが浮かび上がる。
「私は本当はどうしたいのか」が、少しずつ見えてくる。
その体験が、私とタロットの関係を変えました。
未来を当ててもらうのではなく、
自分自身を知るために使う。
そこから私は、タロットの世界そのものを深く探究するようになりました。
これまでタロットを通して、延べ300件ほどの相談に触れてきました。
30年の公務員生活では、さまざまな立場の人と接し、日々たくさんの人の言葉を受け取ってきました。
そして私自身も、恋愛の中で何度も「なぜ私はこうなるんだろう」と立ち止まってきた一人です。
好きな人ができても、距離が近づくと気持ちが冷める。
自分から望んだ関係なのに、手に入ると逃げたくなる。
そんな自分を、ずっと不思議に思っていました。
だから私は、恋の迷路にいる人を責めません。
片思いでも、復縁でも、音信不通でも。
「彼はどう思っているんだろう」と頭の中がその人でいっぱいになってしまうことも、自然なことだと思っています。
ただ、彼だけを見続けていると、見えなくなるものがある。
「私は、本当はどうしたいのか」
そこへ静かに視線を戻していく。
私がしたいのは、あなたの人生を決めることでも、未来を断言することでもありません。
カードを一緒に開きながら、あなた自身が自分の心を見つめ、考え、選び直していく。そのための時間をつくること。
恐れなくて大丈夫です。
どんな気持ちが出てきても、それはあなたを責めるための答えではありません。
見えなかったものが見えたとき、初めて選べるものがあります。
恋の迷路から、一歩外へ。
あなた自身の答えを見つける時間を、ここから始めましょう。