命 野 玄 子
1963年、京都生まれ。 祖母が「日取りを読む人」だった。 結婚の日、引越しの日、商いを始める日―― 祖母はいつも、小さな古書を眺めてから答えを出した。 「この日はあかん。紋様がそう言うてる」 子どもの頃の私には、その意味がわからなかった。 30代、人生が一度壊れた。 信じていた人間に裏切られ、積み上げてきたものが音を立てて崩れた。 誰も教えてくれなかった。なぜこうなるのかを。 もがいている最中、祖母の残した一冊の古書を見つけた。 そこに記されていたのは、人間の命刻。 自分の生年月日をその式に当てはめた瞬間、震えが止まらなくなった。 なぜ裏切られたのか。 なぜあの人を選んだのか。 なぜ何度も同じ過ちを繰り返すのか。 すべてが、そこに書かれていた。 それ以来 命刻を読み続けてきた。 慰めない。励まさない。 紋様に書かれていることだけを伝える。 それが、あなたが従うべき掟だと信じているから。
営業 / 法人営業 経験年数 : 5年
事務・ビジネスサポート / 事務(一般事務) 経験年数 : 3年
ライフスタイル・その他 / 占い師 経験年数 : 10年