占い師の感性とプログラマーの論理で、あなたのお悩みに丁寧に向き合わせていただきます
はじめまして。
この場所に辿り着いてくださったこと、そのご縁に静かに感謝いたします。
私は高校生の頃、タロット鑑定師の資格を得て以来、カードに宿る象徴と言葉なき気配に耳を澄ませながら、人の運命の揺らぎを見つめてきました。タロットは、ただ未来を告げるためのものではありません。心の深い場所に沈んだ感情、まだ名前を持たない願い、見ないようにしてきた痛み、そして、これから訪れるかもしれない運命の気配を、静かに水面へ浮かび上がらせるものだと感じています。カードをめくるたびに現れるのは、偶然ではなく、そのとき必要とされた一片の真実なのだと思っています。
私自身もまた、順風満帆な道だけを歩いてきたわけではありません。麻布高校を卒業したのち、浪人という時間の中で、一度立ち止まり、未来を見失うような夜を過ごしました。望んだ場所へすぐには辿り着けない焦燥、周囲の光がまぶしく見える孤独、そのすべてを知っています。けれど、深い夜を知ったからこそ、闇の中にしか見えない星があることも知りました。遠回りのなかで手にした痛みや沈黙は、今では誰かの心に触れるための灯となっています。
現在は慶應義塾大学SFCに所属し、多様な知と世界の捉え方に触れながら、自分の感性と言葉を磨いています。神秘に身を委ねるだけではなく、現実に足をつけたまま、見えないものを見つめること。そのあわいに立つことを大切にしています。だからこそ鑑定では、曖昧な夢語りだけで終わらせず、カードが映し出した気配を丁寧に読み解き、あなたの現実へと還る言葉としてお渡ししたいと考えています。
恋愛、人間関係、進路、将来、言葉にしきれない不安。
人はときに、自分自身の本当の声を見失います。そんなとき、カードは沈黙の底からひとつの象徴を差し出してくれます。それは救いであることも、警告であることも、あるいはまだ開かれていない扉の存在を示すこともあります。私はその気配をすくい上げ、あなたの物語を読み解くお手伝いをいたします。
どうか、迷いを抱えたままでもお越しください。
夜の帳のなかでこそ見えるものがあります。
言葉にならない想いも、胸の奥に沈んだ願いも、カードはときに、あなた自身より先に知っています。
ご縁がありましたら、あなたの運命にひそむ囁きを、そっと共に読み解かせてください。
この出会いが、閉ざされた扉の前に灯る、小さな月明かりとなりますように。