黄昏のどてっこ
平日に承った鑑定依頼は土日に作業し、できるだけ...
研究者か教師か。20代後半になって本気で進路に迷ってしまった夏休み、何気なくかじってみた西洋占星術の物語解釈的世界にどっぷり魅了されて早4年。趣味が占いだと言うと、百発百中「占って!」となるのを完全ボランティアで承っていたら、いつの間にか鑑定人数は累計80人を超えていました。ここ1年くらいは最後に必ず「これはお金になるよ」と皆さん言って下さるので、今年は遂に行動に移そうかと。 いつも気づかぬうちに星に導かれて生きてきており、占い師の副業を始めようといきなり思い立った今日はなんと:ネイタルのICドラゴンヘッド合にトランジットの太陽が0度で重なり、その上に水星と冥王星がオーブ2度で合だったという....家でカタカタパソコンを打ちながら今世の宿命を冴え渡る感覚で深く、運命的に悟ってしまい、言葉が止まらない配置でございます。笑 というのは置いといて....教師として生徒の相談に乗りながら思うのは、自分の人生について自分で考えることの難しさ。そして自分の姿を自分だけで捉えようとすることの無謀さ。内面だけを純粋に見つめて自分を理解しようとするのは、目を瞑って周囲を見ようとするようなもの。自分とそうででないものの境界がないため、自分の形がわからなくなってしまうのです。 考え、価値観、性格など、抽象の世界で自分の輪郭を捉える時にも、同じく考え始めるための外部的なきっかけが必要です。例えば経験、他人の姿、文学作品などを通して、それと自分を照らし合わせ、その差異や共通点を確認することで人は自分の意見や価値観を確立しているでしょう。 「自己確立のきっかけを与える」。こういうものの一つにホロスコープがあると思います。ハムレットは「演劇は人間や時代を写す鏡にすぎない」と言いますが、ホロスコープもまた、あなたを写す鏡の一つにすぎません。写された姿から何を真実とするのか。自分で選び取ることで、初めて自分の中で自分の姿が確立していくのです。安易に鵜呑みにするのではなく、占いが自分と向き合う貴重な時間となりますよう、お祈りしております。 因みに、至福の時は土手に座って流れる川と車テイルライトを見ながら、黄昏る時間がある平日夕方です。笑
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