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中小企業経営のための情報発信ブログ225:失敗の科学

今日もブログをご覧いただきありがとうございます。さて、今日は、マシュー・サイド著「失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織」(ディスカヴァー)を紹介します。 著者のサイド氏は、英「タイムズ」紙の第一級コラムニスト・ライターで、オックスフォード大学哲学政治経済学部を首席で卒業し、卓球選手として活躍し10年近く英国1位の座を守りっていたことでも有名です。 失敗の重要性については折に触れ色々と書いてきました。この本は失敗の重要性を再確認させてくれる本です。 多くの人は失敗についてネガティブなイメージを抱いています。しかし、エジソンの言葉から分かるように「失敗は成功の母」であり、失敗が人を育ててくれることも明らかです。稲盛和夫・永守重信、孫正義といった多くの企業家・経営者も失敗の重要性を指摘しています。 失敗があればこそ、人は反省し、再びチャレンジすることができます。その積み重ねが大きな成果を生み出してくれるのです。人間誰しも失敗を犯します。失敗しない人なんていません。もし失敗しないという人がいれば、その人はチャレンジしていないと言っていいはずです。 1.失敗から学習する組織、学習しない組織  この本では、失敗から学習する組織の代表として「航空業界」、学習できない代表として「医療業界」が挙げられています。航空業界が優れているとか、医療業界がダメだというわけではありません。どちらの業界も、多くの命を犠牲にしてより安全なシステムの構築に努力しているのです。特にアメリカの医療業界では、回避可能な医療事故の被害者が100万人以上、死亡事故が12万人以上という状況でした。  一方航空業
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