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尊敬する人

その昔、カフェに勤めていた時期がありました。友達の家族とたまたまランチに行ったら、たまたま求人の広告が卓に置いてあって、その場でそこを受けることを決めました。普通の面接では、志望動機ややる気があるかなどを聞かれることが多かったのですが、店長から聞かれたのはこれだけでした。「美味いものを食べるのは好きか」ベアたんはすぐに働くことが決まりました。最初の頃は店長は、店舗が2店舗あったため留守にしていくことが多く、接客の基本やトレイの持ち方などはバイト長に教わりました。ところが、なぜバイトを募集していたかというと、そのバイト長が大学を卒業して就職するので、ホールを任せることが出来る人物を探していたのでした。その頃は店長はたまに店に顔を出すだけで忙しかったはずなのに、ベアたんの立ち居振る舞いや言葉遣いをとても褒めてくれました。事あるごとに、今日は10分くらい時間があるから、何でも何か喋りたいこととか体調のこととか、ないかと聞いて気にしてもらえました。そうこうしているうちに、2店舗目の店長が決まり、店長はベアたんのいるお店にほぼ専属になりました。それでも、チェーン系列の飲食店のカフェ部門だったので、本部に呼ばれたり、2店舗目のヘルプに行ったりと店長はいつも忙しそうでした。それなのに、毎回、スタッフの今日良かった部分は褒めていく人でした。一度だけ叱られたことがあります。それは、お冷として出しているジャスミンティーをお客様の上着にかけてしまったときの対応。ベアたんは焦って、自分でクリーニング代を出します、とお客様から預かって、控室に持っていこうとしていました。そこを、事務室から出てきた店長に気
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