中小企業経営のための情報発信ブログ200:先延ばしは1冊のノートでなくなる
今日もブログをご覧いただきありがとうございます。今日は、大平信孝著「先延ばしは1冊のノートでなくなる」(大和書房)を紹介します。著者の大平氏は、行動イノベーションの専門家で、「本気で変わりたい人の行動イノベーション」という本の著者です。
先日、先延ばし撃退法について書きました。私もそうですが、ついつい先延ばししてしまうという人は多いと思います。
「成功したい」「いずれは起業したい」「今の自分を変えたい」と思っていても思っているだけでは何も起こりません。どんなに優秀な才能、知識、環境に恵まれていても、行動しないと結果は出ません。一番大切なのはビジョンに向かって即行動することです。先延ばししている時間はないのです。
大平氏は、「先延ばし」を「あなたにとって重要な仕事・価値あることを後回しにすること」と定義します。タスクには、①緊急で重要な仕事 ②重要だけど緊急じゃない仕事 ③緊急だけで重要じゃない仕事 ④緊急でも重要でもないし事 の4種類があります。重要でないことは、周囲に迷惑を掛けない限り後回しにしてもいいのです。緊急で重要な仕事を先延ばしする人は少ないと思われるので、「②重要だけれど緊急じゃない仕事」が先延ばしの対象になるのです。
「先延ばし」は、先延ばしすることで今この瞬間だけは気分よくいられるというメリット(?)がありますが、長い目で見れば、締め切り間近に時間に追われ余計なストレスをため込み、精神的・肉体的・頭脳的にも疲弊するばかりか、自分の成長の機会を狭めてしまいます。
先延ばしもアクション(行動)であり、先延ばしを維持するためにも多くのコストや労力を払っています。私たち
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