リフォーム店の企画立案とシナリオ
これは一番最近の案件です。あるリフォーム会社(A社)から、PR動画の企画とシナリオの案件がきました。ご存知のようにコロナの影響で巣ごもりやリモートワークが増え、それに伴ってリフォーム需要の増えています。しかしA社は折り込みチラシを行っているものの、問い合わせすらほとんど来ないので、地元でPR会社をやっている友人に相談したところ、友人は「短い動画を作ったらどうか」と提案し、私に依頼がきたのです。さっそくA社のチラシやホームページを見たところ、ほとんど「カタログ」のような内容。トイレやキッチン、バスルームなど、取り扱っているリフォーム商品の写真がずらり。そして文章はと言えば「リフォーム、何でもお任せください!」私は、『あー確かにこれじゃ問い合わせは来ないだろうな~』と感じました。マーケティングやコピーライティングの世界では「何でもできる」は「何も訴求しない」と言われています。私はまず、リフォーム関連の書籍やネットで「リフォームやリフォーム会社に対する消費者の声」をリサーチし始めました。すると、2つの大きなコンセプトの柱が見つかりました。一つ目が「リフォーム会社に対するマイナスイメージ」です。「電話で問い合わせたら、逆にしつこく営業された」「お店に相談に行ったら営業マンに囲まれ、契約するまで返してもらえない雰囲気だった」二つ目は「消費者は自分の家にリフォームが必要だと気付いていない」です。特に床下の木材の腐敗や、水回りの水道管の老化や汚れは外からは見えません。この結果から『リフォーム店に親しみやすさや安心感を与えるため、店の女性スタッフに顔出しで話してもらい、その内容に対応した動画又
0