中小企業経営のための情報発信ブログ153:相手も自分も尊重するアサーティブネス
今日もブログをご覧いただきありがとうございます。今日は「アサーティブネス」について書きます。アサーティブネスというのは、相手も自分も尊重するコミュニケーション方法のことです。これまでも職場におけるコミュニケーションの重要性については指摘し、コミュニケーションとは「言葉と思いのキャッチボール」と言ってきました、コミュニケーションはよりよい人間関係や信頼関係構築に必要不可欠なものです。一方で、誰しも苦手な人や他人の手柄を横取りしたり責任をなすりつける嫌な人もいます。こうした人ともうまくコミュニケーションができれば案外いい人だったりしますし、それでもダメならあまり関わらず距離を置くこともやむを得ません。
職場における人材の多様化やコロナ禍でテレワークなど働き方の変化により、コミュニケーションが難しくなっています。「上司にものが言えない」「部下が何を考えているか分からない」といった悩みも多く、こうした悩みを抱えることで、更にコミュニケーションを難しくさせています。こうした課題の解決に注目を集めているのが「アサーティブネス」、相手も自分も尊重するコミュニケーション方法です。
1.「言わなくても分かる」時代は終わった
職場で雇用される人材が多様化しています。しかし、「多様性」(ダイバーシティ)というのは、女性であるとか外国人であるとかという「属性」を意味するものではありません。中途採用者もいます。新卒入社の者と他業種からの中途採用者ではそのバックグランドも大きく違います。働き方に関する考え方も人それぞれ、がむしゃらに仕事をして出世を望む人もいれば、ワーク・ライフ・バランスを重視する人もい
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