今日からできる校正の小ワザ
こんにちは。校正・校閲のサービスを出品中のみねパセリです。文章の見直しは、校正者に限らずほとんどの人がやる作業です。家族宛てのLINEなら打ってそのまま送信でもまあいいんですが、大事な相手へのメール、パンフレットの文言、気合いを入れたSNSの投稿など、他人の目を意識するような文章はやっぱり見直しますよね。にもかかわらず、後戻りできない段階ですっごい単純なミスを発見して、「んあぁーっ!」となったこと、ありませんか?文章チェックのスペシャリストである校正者でも、「んあぁーっ!」を経験したことがない人はいないはずです。しかし、開き直ってはいけません。ちょっとした工夫で、ミスを減らすことはできます。文章を書いた時にオススメの、誰でもできる校正の小ワザをご紹介します。他人に見せる
「言いたいことがちゃんと伝わるか」を確認するには、これが一番手っ取り早いです。予備知識や脳内補正のせいで、自分の文章を客観的に読むのはどうしても難しいもの。他の人に読んでもらうと、思ってもいない解釈をされたり、意識していなかった文章の雰囲気を指摘されたり、気付きがたくさんあります。ただし、ミスをどこまで拾えるかは、読む人の知識や注意力やこだわりに左右されます。また、文章の内容や分量によっては、身近な人には頼みづらいことも…‥。時間をおく見直しは書いた直後ではなく、翌日など時間を空けてからが良いです。言いたいことをあれこれ考えて出力していた頭をリセットして、入力モードに切り替えることで、より冷静に読むことができます。ただし、〆切が迫ってたらなかなか難しいかも。私は、校正も時間をおいて何回かやります。「よし!」と思
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