シュレディガーの猫のほんとのところ
量子力学のこぼれ話 エルヴィーン・ルードルフ・ヨーゼフ・アレクサンダー・シュレーディンガーErwin Rudolf Josef Alexander このやけに長い名前の人が、1935年に行なった有名な思考実験にシュレディガーの猫というものがあるのをご存知でしょうか物理学的実在の量子力学的記述が不完全であると説明するために用いたもので量子の重ね合わせに関する考察ですつまり、量子力学の上では量子は観測されるまでそこに「0」と「1」が重なりあった状態であるという説です箱の中に猫と放射性物質のラジウムの他、ガイガーカウンターと青酸ガス発生装置を入れるというお話は聞いたことがある人も多いと思いますので詳しい説明は省きますので興味のある方は調べてみてくださいさてこのシュレーディンガーさん、実はこんな主張だったそうですシュレーデインガー「え、0と1が重なり合うって何言ってんの」他の物理学者たち「そーなんすよね、重なってんすよ」シュレーディンガー「いや、ちょ、待って、ねーから、どー考えても」他の物理学者「でも計算するとそうなるんすよねー」シュレーディンガー「じゃ何、量子の測定器作ってさ、箱の中に猫とか入れてさ、測定結果によって毒ガス出すとすんじゃん。蓋開けるまで猫は生きているのと死んでいるのとが重なり合っているとでもいうの ?」他の物理学者「あ ! そうそう、まさにそんな感じっす !」その他の物理学者たち「あーねー、シュレさんそれいい例えだわ」シュレーディンガー「お前らマジ意味わかんねー、俺山にこもるわ、じゃーねー」と言ったかどうかは分からないが、シュレーディンガーさんはよく研究すれば量子の存
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