「弱い人間と自覚していますか?弱いですよ?」

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生まれた瞬間から、弱い人間というスタートラインから始まります。

そして、強い世間という個々の集合体の中で、弱い人間のまま成長していきます。世間はまるで容赦しませんから困ったものです。

ただ、自分は「弱い」と自覚した時点で、少なくとも対外的にはマウントを獲られる場面は、追々と回避することができるのですね。

どういう事かと言いますと。単純に「弱い」とキッチリと自覚できれば、武装しようと考えるのが全うな行動なのですよね。

では、武装するとはどういうことか?武装とは「英知」を獲得する事です。至ってシンプルです。

例えば、水平思考ベースでの一つの例を挙げて単純に説明しますね。

会社で、パワハラを受けた時に、どうにもこうにも頭を抱えるだけ。そこで、そんな暇があれば、法律でも学んでみようと考えるようにします。
そうなると、その法律という武器は武装となりますから、パワハラ攻撃から一枚の壁を建てたことにとします。そこで、薄っぺらい壁が頼りなく思えば、また武器を探しに図書館にでも出かけてみたり、ネットの世界を巡ってみたりするのです。そこで、名前だけは知っているが、「労働基準監督署」という情報を拾ってきたとします。よくよくリサーチしてみると、「使いようによっては随分と役に立つではないか」。
このような感じで武器をゲットできれば、壁はもっと分厚く強化されます。ここで、「法律」と「労働基準監督署」を繋げれば新開発の武器ともなり得るかもしれません。材料と材料を合わせていく工作みたいなものです。
でも、この「工作という考え」も非常に重要であることは理解できますよね?何しろ大きな武器というものは、多くの部品をどう統合されたものか。この補足で脱線しましたが、パワハラ問題については随分と立派な壁が出来上がりました。

おめでとうございます!

さて、もう説明の必要はないでしょう?

弱者であることを「キッチリ」と自覚することのメリットは、少なくとも、いつでも壁の内側から見ることができますので、心理的な余裕が生まれるというわけですね。
立腹しながらも、ほくそ笑むことができるんです。

ただ、これで弱い人間でなくなったと思うのは、甚だしい勘違いですからね。
あのホリエモンも弱い人間なんですよ。あぁ。フランス在住の方も。

永遠に弱者の方がお得ですよ」笑



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