戦争を知らずに育ち、脳内お花畑になった子供たち
今日もまたウクライナ危機を取り上げます。 突然ですが、「戦争を知らない子供たち」(歌:ジローズ、1971年発表)という歌があるんですが、ご存じでしょうか。 私が比較的若いころに流行った歌ですから、もうほとんどの人が知らないかな。 以下に一番の歌詞を引用します。 「戦争を知らない子供たち 作詞:北山 修/作曲:杉田二郎 戦争が終わって僕らは生まれた戦争を知らずに僕らは育ったおとなになって歩き始める平和の歌をくちずさみながら僕らの名前を覚えてほしい戦争をしらない子供たちさ」 そうなんですね、私のような老人でも生まれたときには戦争は終わっていました。 そして、戦争を知らずに育ってきたわけです。 急いでいっておくと、この歌の発表当時から自分たちが知らないだけで、世界のどこかでは今も戦争をしているとの批判がありました。 しかし、今日はそれがテーマではないので、そのあたりのことは割愛します。 そして、「平和の歌をくちずさみながら」育った子供たちは、戦争を他人事として考えるようになってしまったようです。 ここまで考えているところで、右翼系と見なされている作家の百田尚樹さんのツイートを見つけました。 「そういえば、以前、シールズの若者で、他国が攻めて来れば、『自分は前線に行って、敵国の兵士たちと一緒にお酒飲んで歌を歌う。それで戦争は終わる』と言っていたのがいたな。 今その若者は、今回のウクライナの戦争を見て何を考えているのだろう。 もしかしてロシア語の歌を練習しているのだろうか」 まさに上に書いたような、「戦争を知らずに育ち」、挙げ句の果てに脳内お花畑になった若者の戯言ですね。 現実というもの
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