絞り込み条件を変更する
検索条件を絞り込む
有料ブログの投稿方法はこちら

すべてのカテゴリ

2 件中 1 - 2 件表示
カバー画像

中小企業経営のための情報発信ブログ97:「基本のき」を守る

今日もブログをご覧いただきありがとうございます。今日は、ビジネスに必要な「『基本のき』を守る」と題し、書いていきます。 トヨタやホンダといった強い企業は、確固とした「企業風土」を築き上げています。業界の最前線を走り続ける企業に共通していることは、非常にシンプルで、ごく当たり前のことを当たり前に行っているだけです。それが「『基本のき』を守る」ということです。1.「基本のき」が守られていること  「挨拶をする」「ゴミを見つけたら拾う」「仕事の締め切りを守る」といった小学校で教わるような、人として「基本のき」が社員に浸透していること、これが強い企業にみられる共通点です。 昨年MLBで大活躍した大谷翔平選手も、礼儀正しく、球場のゴミを拾っていました。かつて日本人にはこうした躾(しつけ)が行き渡っており、だれもが「基本のき」を身につけていました。しかし、今はこうした「基本のき」が身についていない者が多いのです。これは若者だけに限らず、中高年にも言えることです。  人としての基本が組織の風土・社風をつくり、これが最後の砦となって、組織を守っていけるのです。このことがトヨタやホンダなど、強い企業を見てみるとよく分かります。 この「基本のき」が守られていないのであれば、その企業には危険信号がと灯っています。業績が悪化している企業は、この「基本のき」が守られていません。  この「基本のき」を徹底し社員に体得させるためには、ただ単に言い聞かせるだけでは不十分で実行できているかどうかを確認する必要があります。実行できていなければいくら言ったとしても意味がありません。社員全員に浸透してこそ、企業風土や
0
カバー画像

中小企業経営のための情報発信ブログ29:心理的安定性

今日もブログをご覧いただきありがとうございます。今日は「心理的安定性」「心理的安定性が高い職場」について書きます。「心理的安定性」とは、サイコロジカル・セーフティ(psycological safety)を日本語に訳した言葉で、「チームにおいて、他のメンバーが自分が発言することを恥じたり、拒絶したり、罰を与えるようなことをしないという確信を持っている状態であり、チームは対人リスクをとるのに安全な場所であるとの信念がメンバー間で共有された状態」のことです。これは、心理的安定性の提唱者であるハーバード大学エドモンドソン教授(組織行動学専門)の定義です。簡単に言えば、上司や同僚の反応を恥ずかしがったり怖がったりすることなく、自然体で自分を隠すことなくすべてをオープンにできる状態のことで、そのような穏やかな雰囲気がある職場は「心理的安定性」が高いと言えるのです。 「心理的安定性」が企業で注目されるようになったのは、グーグルが、大規模な労働改革プロジェクトを実施し、その結果「心理的安定性がチームの生産性を高める重要な要素である」と発表したからです。この発表により、世界中に「心理的安定性」という言葉が広がりました。1.コミュニケーションの重要性 職場・仕事の場面だけでなく、「あの時、もっと確認しておけばよかった」「連絡しておけばよかった」と後悔することがあります。あとで後悔するくらいなら、なぜ先にやらないのか?ということですが、これは単純に「面倒だったから」です。  自分や相手の時間、そのお互いの時間を調整すること、話をする場所の確保、話すことに使うエネルギー、これらはいずれも面倒な負担に
0
2 件中 1 - 2
有料ブログの投稿方法はこちら