神社での長い行列、イライラしませんか?
今日は二の酉ということで、新宿三丁目にある花園神社の酉の市(とりのいち)へ。
酉の市とは
酉の市とは、11月の酉(十二支)の日に関東各地で行われる、開運招福・商売繁盛を願うお祭りです。
似たようなお祭りで、関西には十日戎がありますね。
酉の市は江戸時代から続く年中行事で、「春を待つ 事のはじめや 酉の市」と、芭蕉の弟子の其角が詠んでいます。
お正月を迎えるお祭りのトップバッターとされていたんですね。
立派な熊手がたくさん並んでいます。酉の日の催日は12日おきに巡ってきます。
11月最初の酉の日を「一の酉」、次を「二の酉」と呼び、酉の日が11月に3回の年は「三の酉」まであります。
長い列に並ばなくても神様に祈ることはできる
昨年の花園神社は、緊急事態宣言の影響で人出はうんと少なく、すこし寂しい気がしました。しかし、今年はすごい行列。。。拝殿までたどり着くのに、最後尾は2時間くらいかかるんじゃないですかね。
待つのもキツいですよね。
特にこれからの季節、寒かったりすればもっと大変です。
やっと「次は自分の番だ」というときに、前にいる参拝者がいつまでも祈っていると「早く終わってくれよ~」とイライラする気持ちもわかります。
ほとんどの方が「拝殿の賽銭箱の前で祈らないといけない」と考えていると思いますが、実は境内であればどこでもお祈りできます。
神社の境内はすべて神域です。
境内全体が神様とのアクセスポイントと思ってください。
神様の世界には人間界の三次元的な距離は関係ありませんので、境内の邪魔にならない場所であれば、どこからでも神様に祈りが届きます。
お賽銭も、本殿でなくとも境内にある
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