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情報を集めて、整理する

こんにちは。アイデア考房です。今日は仕事である企業の知財戦略を検討していました。なかなか情報の整理に手こずっています。多くの知財を保持し、その活用にも前向きに取り組まれている企業なのですが、それゆえに、今後の戦略を考えるのに過去から現状までを整理しなくてはなりません。企業の知財戦略を考えると言うことは、中長期の事業戦略を考えるということに等しいと思います。知財戦略に含まれないのは、資金調達などの財務戦略だけではないでしょうか。というわけで、企業が保持している知財、そのもととなっている製品・サービス、それらを作り出す企画力や技術力、また人材や組織など様々な要素を整理し、大きな流れを作っていきます。具体的な整理は既存のフレームワークを使いこなすことが大事ですが、それよりも断片的な情報を繋ぎ合わせていく作業に、最初は混乱しながら取り組まなければなりません。多くの情報の中からパッと文脈を見つけ出す洞察力を持っている人ならばいいのでしょうが、私はそんな能力はないので、いつも地道に情報を整理しています。情報を全て見える化するちょっと話は異なりますが、かだづけコンサルタントで世界的に有名なこんまりさんは、家の中を片付けスペシャリストです。対象にしているものは異なっても、多くの混沌としたものを整理することに長けているといえるんじゃないでしょうか。そのこんまりさんの片付けのメソッドの最初は、すべてのものを見える化するです。家の中の特に衣類を全て一箇所に集めて、どのくらいの量があるのかを把握する。情報の整理でも同じことが言えると思っています。なので、情報のインデックスを作ることを最初にします。私の
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ゆずれない決断

日本製鉄がトヨタ自動車を特許侵害で訴えましたね。とても驚きました。メーカーが得意先を提訴するというのは、よほどのことです。喧嘩です。しかも両社とも日本を代表する大手企業なので波紋も大きい。私もメーカー出身ですが、競争相手ではなく納品先を訴えた記憶はありません。日本製鉄には「ゆずれない決断」があったのでしょう。 具体的には、日本製鉄が、ハイブリッド車や電気自動車に使われる「無方向性電磁鋼板」の特許侵害で、トヨタ自動車と中国の宝山鋼鉄を提訴しました。それぞれ約200億円の損害賠償を求めています。さらにトヨタの電動車の製造・販売差し止めの仮処分も申請しました。知財侵害を許さないという断固とした姿勢です。高級鋼の知的財産は日本製鉄の収益源で、放置すれば競争力を失うという危機感があるようです。 日鉄は、トヨタに多額の鋼材を販売しており、鋼材開発でも長年協力関係を築いてきました。今回の提訴について、「トヨタは重要な取引先。丁寧に説明したが、納得を得られなかった」と苦渋の決断だったことを強調しています。これに対してトヨタは、「材料メーカー同士で協議すべき事案。大変遺憾だ」と、日鉄と宝山の紛争に巻き込まれたという認識を示しています。「特許侵害の有無を判断できる立場ではなかった」と、今後の裁判で主張するようです。善意の第三者だということですかね? 日本製鉄の「苦渋の決断」という表現が、難しい状況を表しています。長年良好な関係を維持してきた優良得意先と泥沼の喧嘩をする。そこまでして守らなければならないのが、知的財産権です。これを放置すれば、原材料メーカーとしての存在意義にかかわるということでしょう
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テクニカルイラストを描いてる Tomy11です。

こんにちは。 Tomy11です。テクニカルイラスト。特許図面を書いてます。Tomyです!ぜひ。お立ち寄りくださいね。
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