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全ての業務をメンバーと共に再定義し直す

新たに担当することになったチームの業務を見て、メンバーに、「この業務は何のためにしているの?」、「どうしてそういうやり方をしているの?」と、(責めるのではなく教えてもらうつもりで素朴な疑問として)聞くと、長年携わっているのに意外と答えられないメンバーが多いことに気づきます。前任者から引き継いだまま、誰からも疑問視されなかったため深く考えずに今に至っているとのこと。そんな時は、チーム内の全業務をリストアップして、チームのメンバーと共に全て再定義し直すとよいかもしれません。①その業務の目的は何か、②それが一番いいやり方か、日頃行っている業務についてこの2点だけ、改めて考えてみると、いくつもの新たな発見があります。というよりも、長年その仕事をしてきたメンバーの方から、「この業務は本当はここまでやるべきです」、「あの業務は実はもっと簡略化できます」などの意見がたくさん出てきます。できれば、①の ”業務の目的” は、石切り職人(またはレンガ職人)の寓話に出てくる3人目の職人のように、「これらの石で、多くの人々の安らぎの場となる教会がこの町につくられるのです。私は、そんな素晴らしい教会ができるのを夢みて石を切り出しているのです」 というレベル感にすると、昨日までしていた業務がまるで違うものにみえてくるかもしれません。最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。
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ルール設定 と 価値観共有

僕は人を管理することも人から管理されることもあまり好きではありませんが、会社やチームを運営していくためには、守ってもらうべきいろいろなルールを設定しなくてはなりません。そうしたルールをつくるとき、僕が強く意識していることがあります。それは、...ルールをたくさんつくればつくるほど、1つひとつの重みが薄れて何が重要なのかが伝わりにくくなるということ。そして、ルールをたくさんつくればつくるほど、守れなくなって、守れないことが常態化すると、今度はルールを守ることが軽視されていくということ。つまり、新たなルールを次から次へとつくることによって、既にあるルールを守ろうとする意識が、(つくり手の意図に反して)少しずつ薄れていくということです。それに、そもそも、人はたくさんのルールに縛られることが好きではなく、逆に、ルールを破ることにある種の快感を覚える傾向があります。安易にルールを増やすのではなく、チームとして大切にすべき価値観を共有し、その価値観を各メンバーが行動の指針にするようになれば、たくさんのルールは必要なくなるかもしれません。そうなると、ルールに縛られて萎縮するのではなく、1人ひとりがどう行動すべきか自分で考えて動く、いきいきとしたチームになっていくのではないでしょうか。最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。
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