中学受験の明日のために その74 神社に行ったら
毎年合格祈願のために神社に行く方は多いですね。神社に行くと合格祈願が書かれた絵馬をよく目にします。合格祈願自体は悪いことではありません。勝負事には不安が付き物ですから、神頼みしたくなる気持ちもわかります。ただし、合格祈願をする際にはポイントがあります。それは、お願い事ばかりするのではなく、報告・感謝・誓いをするのです。例えば、今まで毎日一生懸命勉強を頑張ってきました。そのため大きく成績が下がることなく、順調に進める事が出来ています。あるいは、今まで所々勉強をサボってしまったために、成績が下がってしまいました。これが報告ですね。ありのままの事実を報告するのです。そのあとは感謝です。いつも良い環境で勉強をさせてもらってありがとうございます。家族や友人に恵まれ、日本で暮らせていることに感謝しています、と続けます。そして最後に誓いを立てるのです。これからも、日々自分の為すべき事を為して、周囲に感謝しながら勉学に励んでいきますので、応援どうぞよろしくお願い致します。あるいは、今まで所々サボってしまいましたが、これからは心を入れ替えて勉学に励んでいきますので、応援どうぞよろしくお願い致します、と宣言しましよう。ただお願いばかりする人との違いは何だと思われますか?それは、他人任せかそうでないかの違いです。お願いばかりの人は、自分が努力して道を切り開こうとしていません。一方、報告・感謝・誓いをする人は、自分が努力するので自分に頼っています。当然後者の方が夢を実現しやすいのは言うまでもありません。自分の道は自分で切り開こうとしなければ、失敗した時に他人や環境や社会のせいにする可能性があります。
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