脳内ホルモンはわたしが出している?
動物がライオンに食べられる瞬間の映像を見ると誰しも「すごい恐怖だろうなあ」と思うと思います。でも脳内ホルモンが出ていて本当は快楽らしいですね。有名な話なのでご存知の方も多いとおもいます。それから知人で死にかけた人がいるのですが、その場にいた人が「白目をむいて七転八倒してとても苦しそうだった」と証言していました。でも本人は「苦しかったのは最初の一瞬でそのあとは恍惚としていた」と言っていました。これは「耐えがたい辛さを体験すると自動的に脳内ホルモンが分泌されるから」だと言われています。私もずっとそれをなるほどと信じていました。ですが今では「自分でやっている」と思っています。自分で脳内ホルモンを出しているみたいなのです。自分といっても、高次の”わたし”です。思考の私ではありません。つまりほぼ全員が私だと思っている思考の私じゃなく、本当の”わたし”なんじゃないかなと思います。生まれてから死ぬまで私をじっと見守ってくれている本当のわたし。何も死ぬか生きるかというほどの局面じゃなくても、いつでも本当のわたしがコントロールしてくれている。思考の私が頑張りすぎたら、本当のわたしが脳内ホルモンを分泌してくれて、思考の私は突然リラックスしてしまって「あーもういいや、おわろ(スッキリ!)」となっているようなのです。だから、もしいま辛い状況にあるなら、本当のわたしが「いまはその辛さを体験しよう」と見守ってくれているからだと思います。その辛い状況を体験する意味がなくなったとき、もしくは耐えられる限度を超えたとき、本当のわたしがやる気ホルモンをだしてくれるなりなんなりして、思考の私を救ってくれるのだと思い
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