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本ネタで勝負する漫才師のかっこよさ

和牛のお二人は,あまり余計なことは言わずスッと本ネタに入ることが多く,あの「本ネタで勝負してる感」がものすごく好きですというのも,私が大好きな「夢路いとし・喜味こいし‬」という漫才師がまさにそうだったからです。いとこいさんにいたっては,自己紹介することもなく,出てきていきなり本ネタに入ることがよくありました。あれが本当にかっこいい!(「名前は紹介してもらって出てきているのだから自己紹介は必要ない。時間がもったいない」という考えだったようです)本ネタに入る前に,フリートークとかつかみがあったほうがいいという考え方もあり,それも一理あると思いますが,余計なことは言わず本ネタに入り,本ネタの中にたくさんアドリブを入れることに時間を使ってくれる漫才師が,私は好きです
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「つかみ」がすべてを変える。最初の一言が、相手の心を動かす。

研修やプレゼン、講演の現場で、よくこんな声を聞きます。「最初の空気、どう作ればいいかわからない」「みんなの顔が無表情で、ちょっと怖かった…」そう。「つかみ」は、話す人の第一印象を決めるだけでなく、その後の話の“入り方”を左右する重要な瞬間です。特に、企業研修やセミナーなどでは、「正直、受けたくて来たわけじゃないんですけど…」という雰囲気の方が一定数いるもの。だからこそ、「つかみ」で空気を変えられるかが勝負です。では、どんな「つかみ」が人を惹きつけるのか?ポイントは、次の2つです。①なぜ私がこの話をするのか?これは「自己紹介」とは違います。大切なのは、「あなたにとってのこの話の意味」を伝えること。たとえば私は、研修の冒頭でこう話すことがあります。「実は昔、“話が長い・つまらない”と言われて、自己嫌悪に陥った時期がありました。だからこそ、今こうして“伝える技術”を磨いてきたんです。」このように、「なぜこのテーマに向き合ってきたか」をエピソードで語ることで、聴き手は「この人は、私たちのことをわかってくれそうだな」と思ってくれるのです。②この話を聞いたら、どうなれるのか?人は「得しそう」「変われそう」と思えたときに、自然と耳を傾けます。だからこそ、「今日の話を聞くことで、こんな状態になれますよ」という“未来のイメージ”を具体的に伝えることが大切です。たとえば、「今日の話を聞けば、“苦手なあの人”とも不思議と話しやすくなるヒントが見つかります。」このような未来の変化を“ちょっとポジティブに”提示することで、聴き手の興味スイッチが入ります。キーワードは「短く」「共感できる」ものをさらに、つ
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最初の"笑い"が起こるまでの時間

和牛の漫才は,「つかみがない」とか「最初の笑いが起こるまでの時間が長い」と言われることがあり,M-1の採点でもここがマイナス要素になったりもしていました競技漫才の場合は特に,最初の笑いが起こるまでの時間が長いと,緊張感や変な空気が生まれてしまいます。コントであれば,この緊張感も含めて「芝居」としてみることができるので,最初の笑いが起こるまでの結構長めの緊張感も楽しめたりしますが,漫才の場合はそれが減点対象になることもあります和牛のお二人は,コントの導入のような緊張感を作りたくてわざとそうしているわけではく,ネタの作り方が丁寧なだけだと思います。「嘘や矛盾が生じないように必要な情報をしっかりと入れる」という意味で丁寧持ち時間が長ければ,最初に丁寧に説明する部分でもボケる時間があるので,それがつかみになりますが,4分だとそういう時間的余裕がないため,結果的に「つかみがない」という状態になっただけなのだと思います
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ユーモアが話に魔法をかける~心理的安全性を生み出す、ちょっとした工夫~

「長い話って、つらいですよね」これは、話す側にも聴く側にも共通の感情かもしれません。でも、そこにユーモアがひとつ加わるだけで、空気が変わります。笑える話には、「次はどんな展開だろう?」というワクワクが生まれ、気づけば“長さ”ではなく“面白さ”に惹き込まれているのです。実はそれ、心理的安全性が確保された状態でもあります。つまり、「笑ってもいい」「間違っても大丈夫」「この場は安心だ」と感じているからこそ、聴き手は身を乗り出して聴いてくれるのです。アメリカでは「アメリカンジョーク」という文化があるくらい、ユーモアの力が人間関係や空気作りにとって大きいことを、みんなが自然と理解しています。でも、研修やプレゼンの現場ではどうでしょうか?もし最初の“つかみ”でスベったらどうしよう……笑わせなきゃ……と空回りして、結局いつもどおりの真面目モードに戻る。――そんな経験、私も数えきれないほどあります。だからこそ私は、“ウケる話”より“聴ける話”を目指して、3つの「ユーモアの小さな工夫」を大切にしています。🌀1. 擬音語を使う「社長がスタスタと歩いてきて」「バタン!とドアを開けて」擬音語を入れるだけで、シーンがぐっと鮮明になります。そして、なぜかちょっと笑える。「社長が歩いてきて」では生まれない感情が、「スタスタ」にはあるんです。🆚2. 比較する「ふつうは〇〇する場面で、□□だったんです」「正直、まさか□□とは思いませんでした(笑)」人は、思っていたのと違うことに、驚きや笑いを感じます。いきなり「□□でした」と言うのではなく、「多くの人は〇〇と思うでしょうね」と“常識”を出してから“ズレ”を提示す
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