【M-1対策】同じタイプのネタを2本そろえるよりもさらに強い戦略
和牛といえば「伏線回収漫才」の印象が強いという方も結構いるかもしれませんが,和牛は毎回毎回伏線を回収しているわけではありません。伏線回収漫才で評価されたのであれば,同じようなネタを何本も作りたくなってしまうような気もしますが,和牛のお二人はそういう選択はしませんでした。同じタイプのネタばかり作っていると飽きられるからかもしれませんM-1では,マヂカルラブリーやミルクボーイや霜降り明星のように,「同じタイプのネタ2本で勝負したほうが優勝しやすい」というイメージがあるかもしれませんが,これは間違いだと思います。一番優勝しやすいのは,「まったく違うタイプのネタ2本でどちらも爆笑」というパターンのはずです。同じタイプのネタだと,「またこのパターンか」という印象を与える分,1本目より笑いの量が減ることが多いからです。ただ,これをやるのは至難の業なので,結果的に同じタイプの爆笑ネタ2本を持っているコンビが優勝しているだけだと思います今の和牛のお二人なら,「まったく違うタイプのネタ2本でどちらも爆笑」をとれますよね。例えば,1本目はしゃべくり漫才で,2本目は得意の漫才コント もしくは伏線回収漫才「ラストイヤーだからM-1に出てくれないかなぁ・・・」と,また妄想してしまいました
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