人間関係の希薄化
人間関係の希薄化今回の内容は人間関係の希薄化について書いていきます。
職場のメンタルヘルス不全(心の不健康状態を総称する用語)の問題でも大きな要因の一つとしていわれています。
人間関係の希薄化の第一の問題点としては、困ったときや悩みがあるときに誰にも相談できないということがあります。
悩みを自分の中で悶々と考え続けてしまい、自分の中での価値観しかありませんからその状態から抜け出すことが非常に困難になります。
自分の中で何かヒントでもあればその状態から抜け出すことができるのでしょうが、悩んでいるからそこに留まっているのであり、自分の価値観を簡単にできるのであれば、そもそも悩んだりすることはほとんどないはずです。
つまり自分の中でマイナスのスパイラスに入り、そこから抜け出せないのです。
そこで悩みを誰かに相談するとどうなるかはあなたもきっと一度は経験済みではないでしょうか。
そう、本当に信頼おけるメンターからの助言は素直に受け入れることができたりするものなのです。
また助言を受け入れることができなかったとしても自分の中で押さえ込んでいたものを「話す」という行為によりストレス発散にもつながります。
相手に自分の考えや気持ちを伝えようとあれこれと考えて話しますよね。
その瞬間に自分の中で問題点を見つけ出したり、整理したりと自分との対話が生まれるのです。
他の問題点としても人間関係の希薄化により、相手を観ることができなくなります。
ここで重要なのは、「見る」ではなく「観る」ということです。「見る」というのは眺めるということであり、「観る」というのは明確な意図を持ち対象を観ることです。
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