適職占星術 Chapter1
人事と書いて、「ヒトゴト」と読む。
日本ではいつまで、各々の適性の見極めもないまま、何も分かっていない老害人材や、バカのひとつ覚えのように何も知らない若者が、他人の面接やコンサルを行うつもりだろうか。
人には生まれ持った“適職”がある。それは生年月日を知れば一瞬で判断できる。
少なくとも、この記事の著者、アフロディーテには分かる。
これまで、金融、出版印刷、国の事業、高級クラブホステス、海外就労、サービス、飲食、デザイン、芸能、約100程の仕事を経験し、何故にこんなにも仕事ができない(自身の適職を知らない)人が多いのか不思議でならなかった。
“天職”に就くのは簡単ではない。天職とは、適職を経て、人生の経験を積み、たゆまぬ努力を続け、ようやくたどり着けるものである。また、天職が稼ぎに繋がるとは限らない。むしろ、天職はお金を稼ぐことに直結しないことの方が多い。
風の時代になり、終身雇用という奴隷システムからも解放され、新しい職業の発生や、ライスワークと趣味の切り分け、副業の解禁など、現代を生きる私たちには、有難いことに職業の選択肢が飛躍的に増えている。にも関わらず、毎日何十件と受信ボックスに送られてくる派遣会社からのメールを見ては、対して興味もないのに応募し、返事がこないことに落ち込んだり、晴れて就いた仕事では、未だに昭和を引きずった理屈のないルールで縛られ、非効率なことを強いられ、また論理的な思考ができない上司に悩まされ、心身を病んで結果仕事をやめてしまう。いつまでこんな繰り返しをするつもりだろうか。
これらは一重に、自分自身も、また日本企業も、その人の適性を読めないこと
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