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仕立の種類

▶袷仕立 裏地の着いた仕立て方。 外側の見えるほうが、表地の表、裏地の表。 表も裏も、生地としては表が見える。▶単衣仕立 表地一枚の仕立て方。 外側の見えるほうが、表地の表。裏は、表地の裏。 生地としては、表は、生地の表が見え、裏は、生地の裏が見える。紗無双(紗合わせ)はこの仕立て方なので単衣。▶胴抜き仕立 着物:もともとは袷の時期に少しでも涼しくするために胴裏を省いた仕立て方。八掛のみをつける仕立て方。現在は、あげから下に八掛と胴裏をつけるのが主流。バリエーションが色々あり、八掛衽の高さに八掛の丈をそろえて表にくけつけたり、あげから下に八掛地をつけたりもする。 襦袢:袖が無双(袷仕立)で、身頃が単衣の仕立て方。▶半無双仕立て お袖で、袖口と振りに、表と同じ生地で袷に見えるように布をつけた仕立て方。襦袢だけ見ると、袖口布と振り布の通りにくけ目が見え、真ん中は単衣だが、着用時に見える袖口と振りは袷に見える。 主に、生地が足りない襦袢に使用する。▶無双仕立て 基本的に、裏表の生地が同じで袷に仕立てる。 「袖無双」なら、裏の付いた仕立てで、裏と表の生地が同じ生地で仕立てる。胴裏を使うとそれはタダの袷仕立。無双とは言わない。 まったく同じ生地を使用しているわけではないが、紗合わせと呼ばれる仕立ては、無双の仕立て。 
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紗合わせ

 絽、あるいは紗の生地に紗の生地を重ね合わせて2枚を1枚として、お単衣に仕立てた着物。 「紗袷」といういい方があるが、2枚の生地を一枚に「合わせ」るので「紗合わせ」が正しい。が、袷のように仕立てるやり方もあるので、この頃は「袷」でも間違いではないのかもしれない。  ただし、カテゴリ―分けするなら、「お単衣の着物」。 紗無双ともいう。▶仕立て方①2枚の生地を一枚として、お単衣に仕立てる。くけ目もお単衣同様に出す。②2枚の生地を一枚としてお単衣に仕立てるが、表にはくけ目を出さない。③外は外、中は中で縫って、袷のように閉じて裾は、お単衣同様に三つ折り。④2枚の生地を一枚として縫うが、たて褄(褄下or衿下)はバラして比翼のように仕立てる。①1番オーソドックスな縫い方。別に衿裏をつけるが、かけ衿だけは柄がなければ、外側の紗のみつけることもある。表にくけ目を出す分、目が落ちるとめくさい。縫込みは裏に全部見え、縫い目も見える。表から見ても裏から見ても普通のお単衣仕立て。 縫い目隠しと言って、縦縫いの縫い目を隠す縫い方が多く見受けられますが、脇の縫い込みも、衽の縫込みも、ゴロンゴロンして、手に当たるし、畳むときに、脇の線がずれるし、変なあたりは出るしで、いいとこなしなのに、高価な着物だからと言って、丁寧に縫った気になって畳み辛いとか本末転倒のような気がするが、これも、個人的な意見。裏勝りとは意味が違うので、隠さなくていいところを隠すのもなんか違う気がする。②2番目にオーソドックスな縫い方。①と全く同じだが、くけ目は中の絽、あるいは紗の生地のみを掬い、表にはくけ目は出さない。非常にきれいに仕上が
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