絞り込み条件を変更する
検索条件を絞り込む

すべてのカテゴリ

3 件中 1 - 3 件表示
カバー画像

「正解」の過食、インプットの罠

インプットの海で、自分の「声」を拾い上げる最近、ふと立ち止まると、かつての自分は、自覚できないほどに頭の中が「よその言葉」でパンパンになっていたことに気づきます。本を読んだり、誰かの発信を追いかけたり。「これを学べば」「今度はあれを身につければ」と、次に進むためのチケットを必死に買い集めているような感覚。でも、チケットが増えれば増えるほど、肝心の「自分がどこへ行きたいのか」が霞んでいく。そんな、妙に乾いた疲れを感じていたと思います。これって、インプットの量が多いせいじゃなくて、「外側の正解」を当てに行くことに慣れすぎていたせいなのかもしれません。「正解」という名の、心地よい麻酔思えば、外側の正解を探している間は、どこか安心していられました。フレームワークとか大好きでしたから、めちゃくちゃ集めてましたね…笑「正しいやり方」に従っている限り、失敗しても「そのやり方が自分に合わなかっただけ」と言い訳ができる。でも、それは自分を守るための鎧というより、自分の心にかけた「麻酔」だったのだと思います。「本気でやっているつもり」なのに、どこか空回りしているとき。それは、全力を出していないのではなく、「自分の内側を掘り下げること」から、無意識に逃げていただけだった。 失敗して、自分という人間の底が見えてしまうのが怖くて、情報の薄皮を何枚も重ねて、自分を覆い隠していただけなんじゃないか……。そう気づいた時、少しだけ背筋が寒くなりました。「出す」ことでしか、自分には出会えないインプットで頭が重たいとき、それは脳が「未処理のタスク」でゴミ屋敷になっている状態です。 「正しく理解しなきゃ」「価値のある
0
カバー画像

中小企業経営のための情報発信ブログ72:失敗の本質

今日もブログをご覧いただきありがとうございます。年末年始(12月29日~1月3日)は、経営にも役に立つと思われる本の紹介をしていきます。今日は、戸部良一、野中郁次郎他著「失敗の本質 日本軍の組織的研究」(中公文庫)を紹介します。この本は、戸部良一氏(政治外交史専攻)、寺本義也(組織論専攻)、鎌田伸一氏(組織論専攻)、杉之尾孝生氏(戦史専攻)、村井友秀氏(軍事史専攻)、野中郁次郎氏(組織論専攻)の6氏が、経営学と歴史学の両面から太平洋戦争での失敗の原因を探り、組織としての日本軍の失敗を現代の組織にとっての教訓、反面教師とすることを狙いとしています。 本書は、小池百合子都知事、新浪剛史サントリーホールでイング社長、杉山博孝三菱地所会長、など各界のリーダーが絶賛している名著です。特に、新浪氏は「会社組織の経営に常に必要な”戒め”を学べる指南書」と言っています。 まず、日本軍の失敗がどうして現代の組織にとって関連性を持ちうるのか、また教訓になり得るのかについてです。 これは、日本軍が戦前日本において最も積極的に官僚制組織の原理(合理性と効率性)を導入した組織であり、しかも太平洋戦争で合理的組織とは矛盾する特性、組織的欠陥を発現させたとすれば、同じような特性や欠陥は他の日本の組織一般にも、程度の差はあれ、共有されていたと考えられるからです。 ところが、このような日本軍の組織的特性や欠陥は、戦後において、あまり真剣に取り上げられることはなく、多くの場合、日本軍の失敗の原因は当事者の誤判断といった個別的理由や日本軍の物的劣勢に求められてきました。 確かに日本軍の組織原理や特性は、平時において
0
カバー画像

失敗に学ぶ

よく「ビジネスで成功する秘訣は、できる限り早く、できる限り多くの失敗をゲットすることだ」と言われます。ここで言う失敗とは、ミスではなく、「挑戦したけれど、うまくいかなかった」ことですね。例えばラーメン屋さんがお客さんの服にラーメンをこぼしたら「ミス」。夏メニューにかき氷を加えたけど、全く売れず早々に取りやめたら「失敗」。 失敗に関連する本では「失敗の本質」という定番があります。これは「日本軍の組織論的研究」という副題がついており、日本軍の戦術・組織についての失敗を研究・解説したものです。日本人の空気を読んだり配慮したりする能力が失敗につながっているといった文脈だったと思います。今でいう「忖度」ですね。私も随分前に読みましたが、文章が合わずほとんど記憶に残っていません。軍事物は好きなのですが、とにかく難解(学問的?)で読みづらかったです(個人の感想)。 さて冒頭のように「失敗はよいもの」だという理屈がありますが、それについては少し疑問があります。私は「同じような失敗は繰り返してはいけない」と思います。なぜなら「負け癖」がつくから。どうせ今回もうまくいかない、また目標未達だ、などの思考に慣れてしまう。思考停止かもしれません。同じ失敗を繰り返し、不撓不屈と言っているだけかも。やっぱりPDCAが大切ですね。失敗しても次は成功確率を少しでもあげる工夫と修正が重要。失敗からの学びは「挑戦」と「修正」です。「この失敗は挑戦した結果か?」、「この失敗を受けて何をどう修正したか?」を自問自答したい。これに答えられなければほぼ学びはありません。次も失敗する可能性大です。 最後に挑戦について少し。「
0
3 件中 1 - 3