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気楽に読んでください、呼吸のおはなし ~その63~

今日もお読みくださいまして誠にありがとうございます。昨日ご紹介した第七頸椎を上から抑えてもらう方法は、もしもお一人で似たような効果を得られたい場合には、例えば、長めのマフラーとか、欲を言えばトレーニング用のチューブでも平たい帯状の物、そういった物を首の後ろ側から掛けて、両手で下方へと引き下げながらやると効果的です。よく、「もっとお腹から声を出せ」とか無責任な言葉を投げつける人がありますが、確かにこれまでにご紹介したような形で声が出ていると、腹から声が出ているとも言える感覚は得られます。しかしそれは、突然言われて突然出来てしまうような単純なことではありません。そんな指導を急に受けたら随意筋の働く範疇で腹筋辺りにギュッと力を込めてしまうのが関の山で、自意識が脱落することで普段の体の使い様と交代で現れる別仕立ての作用からは、焦りが焦りを呼んで更にかけ離れてしまうことでしょう。指導するとは命令することでは無くて、そのように出来るようになる方法を説明して時にはやっても見せて、導いてあげることですから。そして今日は、" A " の母音の説明です。この " A " は、「あ」とか「ア」って書いても差し支えないように僕には思えます。母音 O を出し始めた時、お腹の真ん中辺り、お臍を中心としたエリアを触りながら出したと思います。今度はその O を発したままで、お腹でももう少し上、お臍と鳩尾の中間辺りに両手を置きます。その両手を、外から見ると動かしているとは分からない位のサイズで小さく丸く擦ってみても構いません。体が反応して、遅かれ早かれ発している音はいつの間にか " A " に変わっていることと
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