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まだ「判例百選」読んでるの? 判例を学ぶ目的とは・・・

「判例学習の犠牲者」にならないために初めに確認しておきたいことは、判例は重要であるということです。法律を深く理解するためには、幅広く判例を知り、判例を深く理解しているに越したことはありません。しかし、「なぜ判例が重要か?」を考えたことはありますか。「判例・通説は重要だ!」という言葉を鵜呑みにして、とりあえず判例・通説と呼ばれているものは覚えておこうと思っていませんか。「実務家になるなら重要判例くらい覚えてないと・・・」と言われて焦りを感じたりしていませんか。そもそも、重要判例と呼ばれる判例だけでも全て触れようとすれば、膨大な時間がかかります。それらを正確に暗記しようとすれば、凡人には到底不可能な領域になるでしょう。「それでもやるんだ!!」「法律の勉強は大変なんだ!!」と強い信念を持ち、勉強に取り組むことは、尊い姿勢だと思います。しかしながら、それ以外に道はないと信じた結果、早々に挫折し法律の道を諦めてしまっている方を多く見てきました。まじめに勉強しようとする人ほど、その傾向があるように思います。また、法律の世界には相当数頭のいい人がいます。尋常ではない量の文献も「努力」で乗り越えられてしまう才能を持った方がごまんといます。すると、その「努力」を見て自分にはできないと諦めてしまう方がいます。私はそれがとても残念です。「『凡人』でも目標に到達できる。」その可能性を少しでも広げたいと考えています。今回は、多くの法律学習者が挫折する「判例学習」との向き合い方について書いてみたいと思います。判例とは?判例は、ざっくり言えば、ある訴訟に対する裁判所の判断のことです。つまり、裁判所はその法的
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