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理系か文系か美大か、はたまた

先生にとって答えるのが難しい質問をするのは大学生よりは中学生で、いわゆる英語が得意な子よりは苦手な子の方かもしれません。先日、「be動詞の現在形がareになるのは、主語がyouのときと複数のときだね」と確認していたら、「なぜ単数のyouのときも複数と同じareなんですか。」と聞かれました。私は思わず、「それな!」と言ってしまいそうになりました。こういう時、「あぁ、文学じゃなくて言語学を専攻しておけばよかった!」などと思ったりします。それを言い始めると、今度生まれたら理系に行こう、とか、もともと美大に行きたかったのだ、とか、自分の人生の「ほかの可能性」に思いをはせることに。で、もし理系に行っていたら、「一番おもしろいのはやっぱり文学だ」と思っていたかもしれないし、美大に行っていたら、「美術って学校でやるばかりじゃないよね」と思っていたかもしれません。要するに自分がやらなかったことに心が残るのです。アメリカの大学に行った人に話を聞いたら、主専攻のほかに副専攻を取ることができたと聞き、とても羨ましかった覚えがあります。日本の大学にも教養課程というのがあって、自分の専攻以外のことをするチャンスが与えられます。私は教養課程の科学で生物を取ったのですが、概論なのでおもしろくなかったですね。概論というのはなかなかおもしろくならないものです。うわべをさらっと撫でるだけでは、その分野のおもしろさはなかなかわかりません・・・ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー外国語人は、英語、フランス語のレッスンのほか、日本語を含めた読解力、文章力のレッスンをしています。中学生か
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進路アドバイス②:大学受験の分岐点~文系か理系か

 大学受験上の選択は「文系か理系か」(好き嫌い、能力・適性による)→学部(将来の職業、興味・関心による)→大学(学力による)の順番で決めていくことになります。最初に決めなければならないのは、「文系か理系か」という選択です。例えば、高卒認定試験受験生であれば、90%は文系であると言ってよく、その場合、受験科目は基本的に国語(現代文・古文まで)、社会(世界史か日本史かどちらか好きな方)、英語の3教科を押さえておけば、私立文系ならほとんど受験が可能です。  国公立大学文系を受験するためには、「5教科7科目」になり、社会は地歴(世界史、日本史、地理)1科目、公民(現代社会、倫理、政経、倫理・政経)1科目の2科目必要で、理科も1科目、数学は基本的に数ⅠA・数ⅡBの2科目必要になってきて、負担が格段に増えます。しかし、この場合も先程の「基本3科目」が核になることは間違いなく、これらが弱いのに国公立大学文系を志望するということは考えられませんで、最初はこの3科目に集中することになります。  「大学のレベルは基本的に英語で決まる」と言ってもよく、大学のレベルが高いほど英語の問題が質量共にアップし、レベルが下がればマークシート主体の文法問題の比重が増えてきます。文系・理系を問わず、英語が弱いと大学受験にならないので、苦手な人は如何に早く英語の勉強だけでもスタートさせるかがカギとなります。また、英語の力を密かに支えているのは国語、それも現代文の力です。現代文の実力以上に英語の実力はつきませんので、「英語を伸ばしたければまず現代文に強くなれ」ということも知っておくとよいでしょう。  理系は「好きだか
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