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わからない。

とうもろこしを描いた。クリスタで一粒を描く。その粒を縦に複製を繰り返し、粒ラインを横に複製して並べる。それを歪みツールや変形ツールで調整してハイライトと影を描きこむ。彩度を濃くして仕上げた。作り上げたが満足感は低い。何か引っかかりを覚える。本来は一粒一粒を描くのが絵を描くということではないのか。素材の色を塗るという工程も彩度調節がメイン化して描いている感覚は薄い。同時にこういう時短テクニックを駆使していくしかないとも思う。そうでないとAI時代のこの流れには恐らく抗えない。大量生産・消費の時代の中でひたすらに実直に描くだけでは厳しい。描写とは何なのか、今もわからない。アプリの便利なデジタルツールを使うのは描写なのか。結果的にとうもろこしが仕上がったのならそれは描写と言えるのか。ならばAIイラストも描写と言えるのかもしれない。ただ人間の頭で描いたり心で描いたものはAIにはできないこと。その領域だけは大切にしたい。今後は絵を描く人は様々な時短のワザを習得していく必要がでてくる。AIツールなるものも出てくるはずだ。本人の意志とは裏腹にそれらを使わねばならなくなるだろう。現代の絵描きはその葛藤を抱きながら突き進んでいくしかないと思う。
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見栄えが格段に変わるネームテクニック!「イマジナリーライン」

 漫才コンビの人たちは普段ネタを披露する時と左右の立ち位置が違うと、「なんか気持ち悪い」と言って、ネタ披露の時と同じ立ち位置になりたがると聞きます。実はこれは、見ている側としても同じ事が言えます。 そんな訳で(?)本記事では、漫画を描き始めた初心者の人などに向けて、「実践している」と「していない」とで読者側の読みやすさが格段に変わるネームテクニック「イマジナリーライン」について紹介したいと思います。縁の下の力持ちな技術「イマジナリーライン」 イマジナリーラインについては、私も当初は知りませんでした。知った時も「別にそんなの、どうでもいいのでは?」などと思っていました。  しかし! これを実践すると、漫画としての見やすさがやっぱり違うのです。 イマジナリーラインは、読者が「凄い!」と感じるような分かりやすいテクニックではありません。読みやすくなる事で、むしろ読者が意識しなくなるので、出来ているほど目立たないテクニックです。 さて、そろそろ「いい加減に、そのイマジナリーラインとやらを説明してくれ!」と感じている人もいると思いますので、紹介します。 「イマジナリーライン」とは、言葉のとおり「想像上の線」を意味します。 しかし、これだけでは何の事か分かりませんね。図で見た方が分かりやすいです。 例えば、以下のようにAとBが会話しているシーンがあったとします。 これを、上から俯瞰してみると、下の図のような位置関係になります。 このAとBを線で結びます。 この線を、さらに延長して伸ばします。 この線が「イマジナリーライン」です! イマジナリーラインが何なのか分かったとして、その線が一体何な
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