生保営業職、3カ月で3000人増 コロナ離職者の受け皿に(日本経済新聞)
2020年9月15日、日本経済新聞朝刊で「生保営業職、3カ月で3000人増 コロナ離職者の受け皿に」という記事が報じられました。女性を中心とする生命保険の営業職員が増えている。生命保険主要8社に聞き取り調査したところ合計の営業職員数は20万人強と、7月月初(または6月末)時点の前期末比で約3000人増えた。新型コロナウイルス禍で採用が容易になったほか、営業できなくなった職員に支払う営業補償で離職が減ったのが下支えした。補償後に営業力を維持しながら人員数を保てるかが焦点だ。(日本経済新聞 2020年9月15日朝刊)(日本経済新聞)現在保険営業は対面での営業がやりにくい状況にありますが(2020年9月時点)、記事の通り各社営業補償(前年の契約実績などにあわせて報酬を補償)に応じている点等が離職率を押し下げており、結果在職職員数の増加にも繋がっているようです。もともと保険のセールスレディと言われる仕事は、第2次世界大戦後、未亡人に雇用を創出するために広まったといわれています。一家の大黒柱を失い、また戦後という今とは比にならないくらい悲惨な状態の中で、未亡人に稼ぐ術を与えたのがセールスレディという職業です。コロナ影響が転職市場にも色濃く反映されている今、自身の努力と成果が報酬に直結する保険営業で力をつけ、稼いでいくことで、自身の人生における「選択肢」を増やしていくという選択は、保険セールスの歴史を振り返っても、大いに「あり」だと感じました。保険業界はGNP(義理、人情、プレゼント)営業などと揶揄されることもある業界です。また高いノルマを追うことになる場合もある職業です。しかし専門的なス
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