女性を中心とする生命保険の営業職員が増えている。生命保険主要8社に聞き取り調査したところ合計の営業職員数は20万人強と、7月月初(または6月末)時点の前期末比で約3000人増えた。新型コロナウイルス禍で採用が容易になったほか、営業できなくなった職員に支払う営業補償で離職が減ったのが下支えした。補償後に営業力を維持しながら人員数を保てるかが焦点だ。(日本経済新聞 2020年9月15日朝刊)