絞り込み条件を変更する
検索条件を絞り込む
有料ブログの投稿方法はこちら

すべてのカテゴリ

2 件中 1 - 2 件表示
カバー画像

インボイス特例制度とは:個人事業主のためのシンプルな解説

個人事業主の皆さん、2023年に施行されたインボイス制度に対応は進んでいますか?税制の変更は事業運営に直接影響を与えるため、正確な情報の理解と適切な対応策が求められます。今回はインボイス制度について改めて調べてみましたインボイス制度導入の背景インボイス制度の採用は、過去を遡ると消費税がこの国の税制に組み込まれた1989年の春、正確には4月のことに根差しています。その頃、新たに誕生した消費税に対する市民の波紋を鎮めるため、小規模な業者に対する税負担の一時免除、すなわち免税事業者制度が、当時の緊急対応策として選ばれました。この措置によって、事業者が納めるはずだった税金のことを、俗に「益税」と呼ぶようになったのです。インボイス制度の例外的特別措置この例外的な措置は、消費税という新たな税体系を国内に滑り込ませるための潤滑油であり、全ての事業者に徴税の義務があるという原則のもと、特定の小規模な業者には時間をかけて税の概念を受け入れてもらおうという政策だったのでしょう。その結果、現代に至るまで、課税売上高が一定の基準を下回る事業者には、消費税の納付が免除される状況が続いています。インボイス制度導入の目的インボイス制度を導入する根本的な動機は、取引における消費税の額と税率を明確に捉えることにあります。平成31年(2019年)の10月からは、消費税の軽減税率が施行され、異なる税率が適用される商品やサービスが増えたため、正確な納税額を算出するにはそれぞれの商品ごとに価格と税率を記した文書を保持することが求められるようになりました。インボイス制度は、納税されるべき税金が法の抜け穴をついて事業者の懐
0
カバー画像

売上900万円で申告している個人事業者には税務調査は来ない

 個人事業者の場合、どのように調査選定されるのか、気になるところです。調査対象の選定は、いろいろな視点から検討されるのですが、確かに売上規模もその要素の一つです。毎年、年間売上金額が1千万円を切っていると、規模がそれほど大きくないので、調査には選ばれないという記事を目にします。確かに、規模が大きいほど調査に選定される確率は高くなります。 ところが、毎年の年間売上が、900万円前後の場合、調査に選定される確率は急上昇します。なぜなら、消費税の課税逃れで1千万円以下に調整している個人事業者は少なくないからです。規模的にもそれほど大きくなく、調査も容易のため、多くは若手職員に割り振られます。ベテラン職員が来た場合は、「重加算税」狙いと言えるでしょう。 【年間売上(年間課税売上)が1千万を超えると、消費税課税事業者となり、その2年後は消費税等を申告・納税しなければならない。超えなければ、免税事業者となり、消費税等の申告・納税は免除される。】
0
2 件中 1 - 2
有料ブログの投稿方法はこちら